朝ドラ『エール』第1話〜全話(最終話)を見逃し動画配信を無料で視聴する方法を紹介していきます。
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窪田正孝朝ドラ2020初主演「エール」のモデルは誰?原作本についても
朝ドラ『エール』の見逃し動画配信を無料で見る方法はある?
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朝ドラ『エール』の見逃し動画配信の視聴方法
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朝ドラ『エール』の再放送情報
新型コロナウイルスの影響で撮影が中断していることを受けて、6月29日(月)から第1回から再放送が行われることになりました。
BSプレミアム:7:30〜7:45
朝ドラ『エール』が地上波で放送される曜日と時間帯は月曜日から金曜日の午前8時から15分間です。
これまでの朝ドラは週6回の放送でしたが、4K放送に対応したことにより週5回の放送へと変更になりました。
土曜日の時間枠にはその週を振り返る総集編を放送する予定となっています。
再放送はその日の午後に放送されます。
NHK 総合(011) | 再放送:午後0:45~午後1:00 (12:45〜13:00)15分 |
NHK BSプレミアム(103) | 再放送:午後11:00~午後11:15 (23:00〜23:15) 15分 |
NHK BS4K | 再放送:午後11:00~午後11:15 (23:00〜23:15) 15分 |
朝ドラ『エール』の感想
『エール』第1週「初めてのエール」:3月30日〜4月3日の感想
まさかの紀元前からの始まり。なかなかの衝撃でしたね。そしてダンスでプロポーズ。見事にフラれるというオチもあり・・・
私たちの生活は音楽と共にあるということを教えてくれました。
子役の活躍が目立った1週目。大人しくて気弱な裕一が音楽に出会って成長していく姿にほっこりしましたね。
「マッサン」以来の久々の男性主人公の作品で期待がありましたが、初めは主人公の裕一があまりにもひ弱な性格だったため、この先どうなるのか不安になりました。しかし、音楽に目覚めてからは裕一の凄さと明るい将来が垣間見られたと思います。裕一の同級生である久志と敏男のトライアングルが今から楽しみです。この3人が交わって昭和の音楽界を盛り上げていくことになりますが、今はまだその兆候がありません。また、このドラマは妻の音の少女時代も描かれているので、朝ドラを別の角度から見られる贅沢を感じました。音がかぐや姫を演じるシーンは、天国の父親にも届いていたと思います。今後、裕一と音がどのように結びついていくのか楽しみです。
第1話が今までに無いオープニングでした。人類は紀元前からどの時代もどんな場面でも音楽と共に生きて来た事をパロディで演出されていました。分かりやすく面白く印象に残りました。その後、老夫婦がオリンピックの開会式に向かうシーンへ移り、さあいよいよエールが始まりますよ、期待してください!と言われている様で胸が膨らみました。時は裕一が呉服屋で生まれた時代へ移りました。幼少期の裕一が可愛くって愛おしいです。暖かい家庭で育ちますが両親は裕一の器量を心配しています。だけど学校で宿題を出された裕一は自分の知らない才能を藤堂先生に見出されます。藤堂先生役の森山直太朗さんの演技は初めて見ますが自然ですし、とても上手で正直驚きました。
おっとりと優しい子供に育った裕一が、5年生の時に赴任してきた藤堂先生が担任の先生になって良かったです。藤堂先生が子供達にアドバイスする言葉にとても感動しました。人より少し努力するのがらくで、人よりちょっと簡単にできることが得意なこと。それが見つかったらしがみつけ」と言った言葉が忘れられないです。小学生の子供にもわかりやすい言葉で言い表現をしているところが感動します。裕一も鉄男くんに詩の才能があると思って、この藤堂先生から聞いた言葉を話していたので、きっと裕一の心に響いた言葉なんだろうと思いました。この藤堂先生との出会いが裕一にとても影響したんだと思いました。
『エール』第2週「運命のかぐや姫」:4月6日〜4月10日の感想
今週は音の幼少期のお話。自分に自信がない裕一とは対照的で、活発で明るくみんなに人気がある音を見ていて、これぞ朝ドラ!と感じました。やっぱり、今のところ、内向的な男の子の主人公よりもザ・朝ドラ!な女の子の主人公のほうがおもしろいです。
今週は演劇の配役について悩んでいる音にしっかりと心に響くアドバイスをしたお父さんとの交流がすてきだなぁと思っていたのに、まさかお父さんが亡くなるとは…!あらすじを見ていなかったのでショックでした。その後の演劇でのお父さんのことを考えて涙する音の表情にとても心打たれました。来週以降はお家の馬具店の行方も気になります。といっても、今週のNO.1は、妹役の新津ちせちゃんの演技です!最高でした。
裕一と鉄男が運命的な出会いを果たしていく場面です。
裕福な裕一と対象的に、貧困に喘ぎ己の夢を閉ざしていく鉄男。
鉄男に共感を覚えた裕一は鉄男に歩み寄り、対象的だけど類似性のある二人の描かれ方が見事でした。
そして音が歌を志していくパートですが、柴崎コウさんの歌が素敵でした!音が夢を持つという場面にピッタリの説得力だと思います。
そして他界してしまう父…陰に包まれる家庭の中で、凛として我が子を守ろうと決意する薬師丸ひろ子さんに涙腺が緩みました。
今でも薬師丸ひろ子さんは強い母を演じたらぴったりですね!今後の演技と物語にも大期待しています。
9話で音の父親、安隆が子供を助け様として電車に跳ねられ亡くなるという衝撃的な展開が起こり、音や関内家の家族がどうなってしまうのかハラハラしながら見ました。関内馬具店の職人達も次々辞めてしまい、そんな逆境をどう乗り越えるのかを固唾を飲んで見ました。音達がきっかけで馬具取引に関する契約書を光子が発見し、無事に事業再開となった下りも打越の焦った顔を見てスカッとしました。「やらずに後悔するより、やって後悔した方がいい」と安隆の残した言葉も胸に刺さりましたし、学芸会で良子に代わり、急遽かぐや姫を演じる事になった音が、安隆を思い出しながら涙声で歌ったシーンも凄く感動した切ない名シーンでした。
音のお父さんが、大阪で突然死んでしまう。子供を助け出そうとして事故の巻き込まれたとの事です。その悲報を聴きながらも、学芸会の当日になり、お姫様役の恩の子が急に、音にお姫様役の入れ替えをお願いされ、快く引き受け、お互いの健闘を祈り学芸会が始まる。順調に物語が進行し、クライマックスのお姫様が月に帰るときに歌う歌が、実に見事でした。死んだお父さんとのことを思い浮かべながら感情を入れて歌い上げるシーンは、自分の胸にジーンと染み込む歌声でした。悲しみを乗り越える音の心を支えた言葉はやはり父親の金言「一生懸命やってみる、結果は後でついてくる」この言葉の通り竹取物語を一生懸命取り組んだ結果だと思うと、お父さんに有難うと言いたい。
『エール』第3週「いばらの道」:4月13日〜4月17日の感想
裕一がダンスホールに連れていってもらい、踊り子の志津の恋をしていたけど、行員達の団結力に感動しました。支店長をはじめ交際の境界線について話し合ったり、裕一にレクチャーしたり、接吻大作戦を決行したり、今の時代では考えられない感じでした。接吻大作戦の時も、レストランで裕一と志津のまわりのテーブルにそれぞれ知らない人のように配置して様子をうかがっているところが面白かったです。行員の人達が裕一を可愛がっていることがわかりました。結局、接吻大作戦は失敗に終わったけど、行員達の人柄がよくわかり、きっと働きやすい銀行なんだと思いました。
今週のエールもとても面白かったです。裕一のお父さんのせいで裕一は大好きで才能のある音楽を諦めなくちゃならなくなってしまったのに、”諦めるな”なんて無責任で酷いと思いました。でも、養子先の銀行は皆良い人たちで良かったです。個性溢れるメンバーで暇だけど仲良く楽しくやってそうで安心しました。踊り子のすずちゃんはとても可愛くて私も恋しちゃいそうでした。裕一には自分から絡んだり外で会ったりしていて、裕一がカッコいいからなのかお金持ちだからなのかなとか思っていましたが、まさか、すずちゃんがあの同級生の子だとは思わなかったのでその展開には驚きました。来週は大きくなった音ちゃんが出てくるようなので楽しみです。
裕一が青年へと成長し、ハーモニカクラブで好きな音楽に打ち込む姿はとても裕一らしくて良いなと思っていたところから、実家の喜多一を守るために音楽を諦めて、養子、銀行員への道へ進まなくてはいけない展開にはやりきれない思いになりました。それでも新たな銀行という場所で、裕一はポジティブな楽しい仲間たちとともに笑顔を見せて過ごす姿には、私達が生きる、今のこの辛い現実に負けないで頑張ろうと応援してもらっているような気持ちになり、視聴していて勇気づけられました。裕一が恋心を抱いたダンスホールの女性のために、顔をニヤニヤとさせながらダンスの練習に励む姿は今までにない裕一を見れたようで面白かったです。
裕一はクラブの演奏会で自分が作曲した曲の指揮者をする事になりました。裕一の顔は何時もと違い凛々しく自信に満ちた顔が良かったです。またお父さんが保証人に成って呉服屋が経営不振のため子供がいない叔父の養子に泣き々成ることを決意し叔父の銀行で働く事になりました。職場の雰囲気はとても良く裕一が余りにも初なので職場の仲間が人生経験をさせようとダンスホールに連れて行き女性を誘い踊る事に裕一は心を虜にされました。裕一の踊る姿と顔は紳士的で素敵でした。裕一は恋をしたのですが女の子は同級生と言う事を知って居て裕一の気持を持て遊んでいました。そんな中で作詞をする事同級生に合い裕一に作曲を諦めないでと自分の思いを伝えられました。裕一の才能がまたどの様にして引き出されるのかが今後が楽しみです。
『エール』第4週「君はるか」:4月20日〜4月24日の感想
今週は今まで消極的なイメージだった裕一の音に対する積極的さに驚かされました。手紙の返事が来ないことにかなり落ち込み、それでもめげずに手紙を出し続けていたところも積極的だなと感じました。が、音からの別れを告げる手紙をもらった時返事をすぐ書くのかなと予想していたらまさかの会いに行く宣言、ビックリです。今までの裕一ならしょうがないと諦めていたと思います。でも自分にはかけがえのない存在なんだと気づかされたことによる行動なんでしょうね。最後はこちらも「裕一来週頑張れよー」と背中を押したい気持ちになりました。
ついに裕一と音が文通を通じて出会うのは今後の恋愛模様に対して期待が待てました。しかしながら、裕一はまだ音と実際に会っておらず、文通のみなのに恋焦がれて盛り上がっている様子がちょっとクスッと笑えて面白かったです。中でも24日に音のもとに行こうとした裕一を見送った後の森山直太朗演じる先生のツッコミが可笑しかったです。そして、音の家族も全く会ったことがない裕一の留学に付いていこうとする音に対して才能やお金という問題以前にまだ会ったことがないことをあまりツッコまないのに驚きながらも妹役の森七菜の眼鏡に三つ編み姿がいかにも文学少女という感じで可愛かったです。
一年続いた失恋からようやく立ち直り、作曲コンクールにも入賞できた裕一(窪田正孝)。音との文通も始まり、職場で気持ちよくタクトを振りながら陶酔状態のところに茂兵衛(風間杜夫)が現れ、留学を認めないと怒鳴られるシーンに思わず吹き出しました。一方の音(二階堂ふみ)の周辺でも個性的な登場人物が多く、歌の先生とお見合い相手の癖のあるキャラには笑えました。馬具職人の岩城の雰囲気にもなぜか癒される。文通を重ねる度に裕一と自分との立場の違いを痛感する音の姿にもしんみりとさせられました。茂兵衛夫婦の企みはあるものの、留学を認められて良かったです。
裕一が失恋して、元気をなくし笑わなくなったことを心配した行員達が、ハーモニカを吹きながらミュージカル風に声を掛けたりするところに、行員の人達の暖かさを感じました。裕一の仕事は自分達がやるから、作曲を頑張るようにいってくれた支店長にも感動しました。また、鉄男から紹介された世界作曲コンクールに向けて作曲を試みるが、ブランクが長かったせいか、なかなか曲が浮かんでこないことを心配した行員達が、主題をきめる会議を開いたことにも驚きで、行員たちの裕一への愛を感じました。満月を見た時に鉄男が読んだ詩をヒントに交響曲竹取物語を完成することができて嬉しかったです。
『エール』第5週「愛の狂騒曲」:4月27日〜5月1日の感想
これまでただの文通相手であった主人公・古山裕一が、ヒロインの関内音に会いに行ってしまうという展開に驚きつつも、ふたりの未来に運命を強く感じて嬉しくなりました。特に、裕一が曲をつくり、音の妹である梅が詞をつけた曲を音が歌うシーンは圧巻でした。その歌唱力の高さに、音役の二階堂ふみさんが一気に好きになりました。また、裕一の関内家の人々との関わり方や、関内家での振る舞いの端々に優しさや心地よい配慮がみえ、時々マイペースさが目立つけれど、ますます裕一が好きになりました。今週は順風満帆にストーリーが進み、面白かったです。
音と裕一が出演した演奏会がとても素晴らしかったのが印象に残っています。ほぼ100年も前でも今とほぼ変わらないオーケストラが存在していた事にかなり驚きましたし、裕一の指揮には本物のプロの指揮者のようなうまさを感じましたので、観客は恐らく地元のエキストラだと思うのですが、あの場で生で演奏を聴いていた観客が非常に羨ましかったです。演奏会前に喉の調子が悪い音にネギを渡すシーンと、途中で歌えなくなった音にとても優しくフォローしていたシーンを見て裕一の音へのまっすぐで誠実でとても思いやりのある気持ちがもの凄く伝わってきて純粋に心から人を愛するとはこういう事を言うのかと心が洗われる思いでしたし、そういう恋をしてみたいと憧れの気持ちも生じてきました。
音と裕一の関係が怒涛のように進展していく週だったと思います。週の最初のほうは初めてのデートを楽しむ初々しさがかわいらしくも別れを覚悟した切なさがありました。これから二人はどうなっていくのか、いい方向に進んでほしいと願いながら見ていましたが、まさかいきなりプロポーズまでするとは思いませんでした。前々から裕一は良くも悪くも一直線に進む人間だとは思っていましたがその突進力は想像以上でした。でもなんだかんだと二人はうまくいってほっとしました。コンサートの時音をフォローする裕一も素敵でお似合いの二人だと改めて思いました。二人ならきっといい夫婦になると確信しています。また最後にやはり志村さんについて感想を述べさせていただきます。今週は少しですが志村さんが出てきて抜群の存在感を見せてくれました。あの少しのシーンで役者としての彼をもっと見たいと思わせるほどだったのに、本当に惜しい人を亡くしたと寂しくてしょうがありませんでした。まだこれからも出てこられるようなので、それをとても楽しみにしています。
裕一がお嫁さんにくださいって行った時、三郎と光子の反応が凄く面白かったです。三郎は、トイレを我慢している感じで、唐沢寿明さんの演技がとっても上手でトイレまでの動きが面白かったです。光子役も薬師丸ひろ子さんの演技も素晴らしかったです。いきなりお嫁さんにと言われた母親の気持ちが伝わってきました。頭はだめって言ってるけど心が行けって言ってるというセリフが好きでした。二人の接吻を見てしまったときも、躓いてお茶をこぼしたり、驚いている感じがとても伝わってきました。安隆のお墓参りに音と出かけたときに、光子が音がいなくなると寂しいって言った事が印象的した。それが本当の母親の気持ちかなって思いました。
『エール』第6週「ふたりの決意」:5月4日〜5月8日の感想
祐一は音との結婚を、お父さん以外の家族全員に反対され、打ちのめされている時に、悪いことは続くもので音楽留学の話も世界恐慌の勃発のため取消となってしまった。この境遇を救うのは、やはり幼馴染の友と、恩師の言葉です。当然ながら心が折れている状況ではすぐには反応で出来なかったが徐々に、励まされたありがたみが心に浸み込む様子を感じるたびに祐一が恩師や友人に恵まれていたと感じます。それにもまして音さんが、祐一のために此処までするのか(祐一の仕事を探しにレコード会社を駆け回る姿)と思うくらい祐一に尽くして、祐一を待つ姿にいじらしさを感じた。話が変わりますが、今回も志村けんの演技が際立ったように感じます。祐一の運命を変える一言が印象に残ります。コロナウイルスで死んだ後に残された映像なので尚更心に残りました。
裕一が古山家の皆から結婚を反対され、更にイギリス留学が無くなった展開を見て、音へ別れを告げた事もあり、これはキツイなァと感じながら見ました。四面楚歌みたいな感覚になりながらも結局は音が廿日市に裕一を売り込み、更に影で小山田耕三が動いた尽力もあり、また音楽の道へ進みだしてホッとしました。教会で音が裕一に、音楽が裕一を放っておかない、と励ました場面は凄く心に響いたシーンでした。また裕一が家族を捨てる決心をして東京へと向かう際に、父親の三郎だけは最後まで裕一を励まし抱きしめたシーンも、なんて理解ある父親なんだと感動してしまいました。そんな感想を抱いた6週目でした。
第6週「2人の決意」ですが…。今週も面白かったです、とても!少しでも見逃すと雰囲気ががらりと変わってるような、1週間でした。始まりと終わりの違いがすごい!かけおち同然で家族を捨てた裕一。絶望から希望へと、劇的な調べが奏でられましたね。今週は、なんといっても裕一の苦悩の表情、うちひしがれた表情がたくさん場面にでてきのですが、中でも、権藤家のお婆様と茂兵衛が、裕一の留学がなくなったことをよかったと言っているのを聞いてしまうシーンの、きれいなこと。裕一が悲しみと絶望に襲われて雨の中を走る。泥だらけでハーモニカをふく。繊細な窪田くんの演技に本当に胸を打たれました。素晴らしすぎます。本当に、美しい絵でした。最後は、家を出て音のいる東京にいき、一緒に新居を探すところで今週は終わり。最後は、とても明るく希望に満ちて終わりました!単純に嬉しかったです。そして、今週も、志村けんが登場しました。1分もない登場シーンにやはり釘付けになりました。とても、いい。やっぱりいいなぁ志村けん。とても重みがあり、しぶい志村けんの演技が本当に好きです。これから東京編になるので、家族のシーンや、川俣銀行の楽しい仲間たちが見れなくなるのは残念ですが、早く続きがみたく楽しみです!
音が裕一に音楽を続けてもらうためにレコード会社を回っている姿が健気で可愛らしいと思いました。心当たりのレコード会社を全て回っても契約してもらえず、諦めかけていた時にお母さんが、お願いするんじゃなくて契約するつもりで行きなさいと言って、音を鼓舞していた姿が特に印象に残りました。お母さんは音を昔の自分と重ねて応援しているのかなと思いました。裕一が養子先を飛び出して東京に行くと決めた時、家族みんなが反対していたけれど、お父さんだけが引き止めずに応援してくれていて、裕一にとってそれだけでも後ろめたさがなくなって心が少し軽くなっただろうと思いました。
『エール』第7週「夢の新婚生活」:5月11日〜5月15日の感想
いよいよホヤホヤの新婚生活が始まったゆういちと音が初々しくて、お互いを呼び合う時テレビの前でにやけてしまいました。音は独特の感性で具なしのみそ汁を作り、ゆういちは感想も言えず納得しているところなど、音のたくましさとゆういちの優しさがよく表れていました。同僚に連れていかれたカフェーで口紅がシャツについていたことで揉めるシーンは、二階堂ふみさんのユニークな演技力が魅力的で面白かったです。音楽界の重鎮である小山田先生は貫禄があり、今までバラエティで見てきた志村けんさんとは全然違い、伯のある演技に見入ってしまいました。最後に、スランプに陥っているゆういちを突然訪れてきた学ラン隊と次週どうなっていくのかたのしみです。
数多くの名曲を作った古山(古関)さんが最初の頃は全く採用されずに体調を崩して寝込んでしまうほど苦悩していたとは全く想像もしていなかったので驚きました。その頃の古山さんがまだ技術的に問題があったのか、担当者が古山さんの良さを見抜けていなかったのかはわかりませんが、こうなると採用されなかった曲を聴いてみたくなります。一方で同期の木枯が古賀政男さんがモデルだったことも木枯らしがギターを弾きながら歌っている姿を見てやっと気付いたのですが、昭和を代表するこの2人がまさか時を同じくして同じ場所で切磋琢磨していたとはこの事実についても非常に驚きました。
ついにレコード会社と契約して作詞家としての一歩を踏み出すもダメ出しの雨で苦悩する窪田正孝演じる裕一が面白かったです。特に何度もうまくいかずに作詞家が集まるサロンで同期の木枯とうなだれている姿がちょっとクスッと笑えてよかったです。そして、やっぱりツボにはまったのが梶取夫妻です。毎回、妻のほうが本当の元カレの話なのか、妄想なのかわからない謎の恋愛話などの過去を語り、夫がボソッとツッコむ姿が面白いです。今週も安定した夫婦でのやり取りも山崎育三郎演じる教師と音が自分たちの喫茶店でお茶していると不倫などの想像をしている姿が思わず笑ってしまいました。
東京での2人の仲睦まじい新婚生活が始まったかと思いきや、音の嫉妬により喧嘩をしてしまう場面が、「些細なことで可愛らしい喧嘩をして微笑ましいなぁ」と思ってしまいました。裕一の作曲がなかなかレコード化されないのですが、それにはきちんと理由があることが判明し、偶然出会った小山田先生の言葉により、これから庶民派音楽の才能が開花されるのだろうと期待してワクワクする週でした。また、裕一が幼なじみの久志と再会するのですが、山崎育三郎さんが個性的に演じているのも大変魅力的で、この再会がどのように裕一に影響を与えるのか楽しみですね。第7週は、”ライバルと音楽で切磋琢磨する”のが隠れたテーマでしたが、今後も朝ドラらしく爽やかで前向きな友情関係を描いて欲しいですね。
『エール』第8週「紺碧の空」:5月18日〜5月22日の感想
先週の第7週で、音と裕一の住む家に突然応援団らしき人たちがわんさかやって来たことに驚いて始まった第8週でしたが、終わってみたら「裕一が音楽を作る意味」を再確認する大事なメッセージが込められた良い展開でした。週の前半で、応援歌の作曲にものめり込まず、西洋音楽を作るも全く認められない裕一が本当に苦しそうで見ていて辛かったですが、後半にかけて、応援団長が野球応援にかける気持ちや親友への想いを裕一に伝える場面や、音が裕一の才能をつぶすまいと奔走するところなど胸が熱くなるシーン満載でした。自分の好きな音楽を好きなように、自分のために作るのではなく、誰かを想って作曲をしていくという、今後の裕一の作曲家人生の基礎となる部分が完成された第8週は、音楽家として歩んでいく2人の将来への希望が見えた感動的な回でした。
音がまさか実家の豊橋に帰ってしまうほど思い詰めていたとは思いもしなかったので意外な展開でしたが久しぶりに豊橋の実家の人達も見られて嬉しかったですし、音も短期間で東京に戻りホッとしました。裕一が悩んでいる時にいつも大きな力になっているのが音だとこの週でも改めて感じて本当に素晴らしい夫婦だと思いました。早稲田の応援歌が完成した後に仲睦まじく屋台でラーメンを食べている裕一と音を見ているとこちらまでほっこりとした気持ちになれました。実話だけあり次から次へと知っているモデルとなった人物が出てくるのが嬉しくて藤山一郎さんが登場した事で今後は藤山さんのヒット曲をもっと聴けるかもしれないと思うととても楽しみです。
毎日15分間、テレビの前に釘付けになって観ています。今週は裕一がスランプから立ち直っていく姿にとても勇気付けられました。そのきっかけとして大きな役割を果たしたのが、三浦貴大さん演じる早稲田大学の応援団長です。この方、三浦友和さんと山口百恵さんの息子さんだと最初は気付かずに観ていて、しっかりした演技をする存在感のある俳優さんだなあと思っていたのですが、お二人の息子さんだと知って納得したのでした。真っ直ぐで純粋で熱い心を持った応援団長を好演されていて、昔の野球仲間とのエピソードを語るシーンでは自然に涙がこぼれてしまいました。裕一を単なる「天才」として描くのではなく、少しだめなところ、悩むところ、へこむところと人間味豊かに表現しているこの作品、観る度に元気付けられて大好きです。
今週のMVPはほんと音さんだと思います。そしてすごい展開でもありました。早稲田大学の応援歌『紺碧の空』の作曲秘話。いろいろ縁があって、紆余曲折で完成した応援歌ですね。裕一は、最初応援歌の作曲をほったらかしにして、交響曲を書き上げますけど、小山田巨匠はけんもほろろでした。裕一さん、かわいそうだったけど、音のファイインプレーでした。ちょっと強引で、団長・田中さんに無茶ぶりは面白かったです。団長さんの熱意が伝わって、裕一は早稲田大学の応援歌『紺碧の空』完成。いやしかし、突貫過ぎ、モトイ、裕一の集中力ですね。ちょっと慶應が引き立て役になってしまいました。でも『若き血』もいいですよ。裕一は音さんに惚れ直したシーンはきゅんと来ました。そしてお礼を言う団長さんに対して裕一は、「救われたのは僕のほうです。おかげで目が覚めました」。ほんとそれぞれにエールでした。ところで当時の早慶戦はすさまじかったのだなと思いました。
『エール』第9週「東京恋物語」:5月25日〜5月29日の感想
東京恋物語…。鉄男の恋物語が見れるとは思わなかった、第9週!率直に…すっごく素敵な週でした!!鉄男の切ない恋を背景に、音の椿姫主役への道、カフェー、裕一はじめてのレコード発売、福島三羽ガラス集結…。内容の濃い一週間でした!先週は早稲田応援団、今週は鉄男の悲恋が裕一と音夫婦の音楽人生に影響するヒントをくれるというストーリー。やはりエールは面白い!週替りで舞台が替わり、登場する人物も変わったのですが、今週登場した人物は忘れられないひととなりました。希穂子さん…。すごくすごく素敵でした。特に第44話は、涙ボロボロ。真剣な回。今までで一番印象に残る回だったかもしれません!希穂子の自分の幸せより人の幸せを祈る生き方と鉄男へ最後まで貫いた優しい嘘が切ない。本当切なかったです。お互い幼少期を貧乏で暮らし頑張ってきて、巡り合い、お互いがこんなにお互いを思い必要としているのに…。そう思うと胸が苦しい。2人の明るい未来が見たかったです。最後荷物を持ち、去ってていくときにこちらを振り返り温かい笑みを見せてくれた希穂子の美しい姿は目に焼きつきました。どこに向かうのかわかりませんでしたが、希穂子に幸せになってほしいです。彼女を演じた入山法子さんの演技が素晴らしいこと。そして鉄男の真っ直ぐな目の素晴らしいこと。珠玉のラブストーリーを見れた気がします。そして、「好きなら好きと言えばいいのに!」という性格の音が、2人の悲恋を近くで感じることで、心に芽生えた複雑な想いで歌いあげた、椿姫の最終選考。震えました〜!すごい表現力。何回見ても、何回も何回も見たい。音、選ばれておめでとう。
今回の心に残るシーンは、鉄男さんと希穂子さんの恋愛に注目しました。裕一の幼ななじみの鉄男と、音のカフェーの仕事仲間・希穂子との偶然の再会は、過去に何かあったことを推測できる演出でした。この二人は、なんと福島ですでに出会いがあったのですね。お互い惹かれあって、でもそれぞれ、仕事の事情や、家庭の事情などがあって、時系列的にすれ違いがあり、今後、どのようになるのでしょうか。希穂子の結婚話しで、お話は終わるのかそれとも、新たな展開があるのか、とてもも気になります。しかし、東京という街は、いろんなことが起きるところだなと改めて思いました。
裕一が久志、鉄男と共に曲を作ろうと奮起するストーリーと、音の椿姫オーディションがメインの週でした。福島で仕事がある鉄男が何故東京にいるのか疑問で、何か展開があるのか注目していました。この週のキーパーソンとなったのは音が社会勉強として働いたカフェーの女給、希穂子でしょう。当時のカフェーは今で言うキャバクラやスナックのような場所で働く女性も訳ありな人もいたと思います。しかし、希穂子は音の味方で非常に優しく接していました。その姿に私は容姿だけでなく、人柄も美しい人だ。脇役としてだけではもったいない、とも感じました。実は希穂子は鉄男と交際関係があったものの、身を引いて失踪し、鉄男は彼女を探すために東京に来ていたことが分かりました。お互いの葛藤や思いを聞く裕一や音。想い合っているのに結ばれない状況は古山夫婦の関係とは対をなしているな、と感じました。最も印象的なシーンは希穂子が雑踏の中、荷物を提げて歩く場面です。立ち止まり静かに微笑む姿は鉄男との別れの悲しみや、楽しかった思い出やまだ見ぬ未来に期待する喜びなど、見る人によって様々な捉え方が出来ると思いました。総合的に切ない気分になる週でした。
今週はなんといってもことが音が、自分自身の恋愛経験のなさを思い知り、経験を積むためにカフェで男性を接待するシーンが面白かったです。今ではたいしたことないと思いますが当時であのような仕事を飛び込みで行う事は相当な覚悟が必要だったと思います。そして、その仕事について必要以上に心配し、やきもちを焼く裕一の姿もなかなか笑えました。さらには福島の同郷同士のつながりもテーマとなり、これからのストーリーにつながるような関係になるのか気になるところでした。そして、音の努力が報われるオーディションの結果のシーンは、感動なしでは見ることができなかったです。
『エール』第10週「響きあう夢」:6月1日〜6月5日の感想
今週は裕一と音の二人にとって人生の大きな出来事があったので、面白かったです。裕一は環のおかげもあって初めてレコードが売れて、ホッとしました。音の妊娠も良かったですが、椿姫を控えたこのタイミングでの妊娠はかわいそうだなと思いました。環にプロ意識とはどういうものかを教えられ、音が椿姫を降板する決断は悔しかったでしょうが、やむを得なかったと思います。でも音が環に、歌手になるのを諦めない、夢も子どもも育てていくと宣言したのは、彼女の強さが伝わってきました。娘さんが生まれて、二人の生活がどうなっていくのか楽しみです。
昭和初期の時代に音楽学校に通いながら主婦をしていた音。裕一の理解あってのことだと思いました。さらに妊娠。妊娠してまで椿姫の舞台を続けようとした音を支え続ける裕一にある意味感動しています。普通なら即刻、辞退させるでしょう。
古関裕而・金子夫妻というモデルがいるのでやや脚色はあるでしょうが、全くのフィクションではないと考えると「女性は家で家庭を守るもの」という思想の持ち主ではなかったようですね。素晴らしいです。
生まれも育ちも東京ならまだしも、福島出身なのに先進的な方だったのですね。結局、音は学校を辞め子供を産みます。当時としてはこれしか選択肢はなかったのでしょう。今なら、学校までは辞めなくてもいいと思います。休学も出来ますし、保育所もありますから。
来週からは親となった2人が観られますね。楽しみです。
鉄男君のおでん、食べてみたいなぁ。
船頭可愛いやのレコーディング当日にどんな芸者さんが現れるのかなとドキドキしながら待っていたところ、下駄屋の娘だと紹介された時には思わずずっこけてしまいましたし、その後の歌声を聴いてあまりのうまさに度肝を抜かれて今度は腰を抜かしてしまいました。この1連の様子を目の前で見ていた久志と鉄男の反応にも大変笑ってしまいました。音が学校を辞めた後に千鶴子から葉書が届いた時には千鶴子もいい所があるのだなと感心していたのですが、最後に音に対してめらめらとライバル心を燃やしている言葉を書き残していた点にはさすが気が強い千鶴子だなとクスッと笑ってしまいました。千鶴子が変にお人好しになっては面白くないですしこれぐらいめらめらと音に対してライバル心がある方が千鶴子らしくていいなと思いました。
裕一の作曲した「船頭可愛や」が売れずに困っている事を環に相談した音。曲を聴いた環は気に入り、自分が歌いたいと申し出ました。その件に小山田が反対します。その姿に、老齢で、実績も十分にあり作曲家として「上がり」のような存在の彼にも、まだ芸術家としての魂は残っていて、裕一の想像以上の才能に闘志や恐れといった複雑な心境を抱いていたと感じました。結果として、再発売されたレコードは大ヒットします。音や久志、鉄男、そして環といった人々に支えられ、裕一は出逢いに恵まれている、と感じました。一方で音は椿姫の練習に励むものの、妊娠が分かり、今後について思い悩みます。夢も子どもも諦めたくない、その様子は女性の私は非常に共感できました。学校を去る際に環が見せた憂いを帯びた表情も気になりました。今後の展開で明かされるのか注目したいです。千鶴子は音にキツく当たっていましたが、律儀に手紙を書いていたり、その内容から、音の才能を認めていたことが伺われました。今後二人の関係がどうなるかも楽しみです。
第9週響き合う夢。音のミラクル、音のファインプレー。とても魅力的で、今週は色々と見所が盛り沢山の週でした!エールの面白さは、主役が実際には、2人であることだと感じています。主役の裕一だけではなく、音も幼少期からしっかり描かれていて、音も主役みたいですから。そういうことで見てると、今週は音が主役の週でしたね。有名作詞家の先生が書いた詞に曲をつけた『船頭かわいや』がこけてしまった時はどうしようかとがっかりしましたが、そこからすごい展開になるとは!初めて裕一が双浦環につながったシーンはしびれました!環が裕一の音楽を噛み締めるように聞いて、「この歌いい」と言った時はほんとにゾクゾクしました!世間的にだめだった裕一が、本物に認められるって言う瞬間はいつ見ても嬉しいですが、今回やっと双浦環につながったのでわくわくしました。双浦環と小山田先生の、クラッシック感漂うやりとりのシーンも見れるとは。2人のシーンは、すごい印象に残りました。双浦環が唄った『船頭かわいや』は、大ヒット!!やりましたね、裕一。音も、椿姫が順調に行き、とてもいい感じでしたが、ここで「何故、今?」と音の妊娠が分かり、音は一旦夢を置くこととなりました。そこからは音、苦しかったですね。音の苦しさ、悔しさ、よくよく伝わり胸が痛かった…。でも、無事に赤ちゃんが生まれ、また来週からのお話が楽しみです。さて、もう一つ!福島三羽ガラスのシーンが、大好きです。鉄男のおでん屋最高!そこに、船頭かわいやを最初にうたった下駄屋の藤丸が加わってることが、とてもいいです。壁ドンにはどきどき。三様の壁ドン笑いました。4人のやりとりがとてもいいので、これからも見たいと期待しています。
『エール』第11週「家族のうた」:6月8日〜6月12日の感想
裕一が2人兄弟の兄というのは私と同じなのでつい裕一の立場になり考えてしまいます。裕一が久しぶりに故郷に帰ってきたと言うのに相変わらず弟の浩二からあれだけ責められたりひどい事を言われて、私なら弟の事を嫌いになったり反論すると思うのですが、裕一は一切そういう事はせず何を言われても弟思いで感心しました。浩二が裕一の事を心から嫌っていたり憎んでいたのかと思っていたのですがそうではなかった事に驚くと同時に少しほっともしました。第11週はこれまでの中では最も大きな山場で1つの大きな区切りになったのではないかとも思っています。それは三郎が亡くなってしまったからで思わず泣けてきました。大好きな唐沢寿明さんがもう出演しない事も残念でなりませんし、家族を心から愛し素晴らしい夫として、そして父親として三郎が古山家からいなくなってしまった事への寂しさはかなり大きいです。
娘が生まれてデレデレの祐一に見ていて癒されました。祐一から娘への愛情は、祐一が唐沢寿明さん演じる三郎から受けてきた愛にも通じるものが感じられました。先が長くない病気の身体にもかかわらず、昔と変わらないお調子者の三郎の姿は、亡くなることへの悲しさよりも三郎らしさが感じられる幸せな印象を受けました。長年の兄弟の確執も、なかなか自分の想いを言葉にできない男の兄弟ならではだと思います。最後に三郎が祐一と浩二にそれぞれ話をするシーンは、とても感動的で、父である三郎の愛情の深さを感じることができました。それぞれの抱いてきた想いを打ち明けることができで、古山家はほんとうの家族になれたように思えました。きっとこれからはいつもと変わらないお調子者の三郎が、天国から家族を見守ってくれるのだろうと思います。
娘が生まれて久しぶりに帰ってきた福島では、裕一のことを歓迎してくれる人ばかりで、本当に温かな人たちと共に裕一は過ごしていたんだと改めて感じさせられました。しかし弟の浩二だけは裕一のことを許しておらず、どうなるのかとハラハラしていると、三郎が病気で亡くなるなど、激動の週となりました。しかし最後には浩二と仲直りができて、気がかりだった母方の叔父からは励ましの言葉をもらうことができ、裕一は福島に戻ってきて本当によかったと思います。恩師・藤堂先生が裕一が銀行時代の同僚だった女性と結婚し、お腹に子供がいたことが今週一番の驚きで、ぜひ東京へ遊びに来てほしいです。
久々の福島。裕一の里帰り週「家族のうた」は、涙涙の週でした。先週、福島に帰ることになり、福島の家族やメンバーに会えるのを楽しみにしていました。特に、恋しかったのが父三郎。会いたかったー!「いでぇいでぇ」と足をぶつけながらの再登場は、期待を裏切らないコミカルで笑っちゃうもので嬉しかったですね。三郎が、豊橋の音の実家におしかけたときの、お腹痛くなるシーンやお茶がこぼれて言った「あっぢぃあっぢぃ」に続く、三郎名リアクションが見れて最高でした。しかし、「うっ」と胸を抑えて苦しんだ三郎は手の施し用がない癌に侵されていました。悲しい…。最後、三郎と浩二が2人で話すシーンは、涙ぼろぼろ、大号泣でした。いつも自分の周りが気に入らなくて、幸せになれない浩二がずっと不憫でした。笑った顔を見せてくれたことがないです。父は、ちゃんと浩二をみてくれていて、「お前いいヤツだなぁ」というセリフの温かさと、父が浩二の肩を優しく叩いた姿に、涙が止まりませんでした。三郎は、本当素晴らしい父さんでした。
『エール』第12週「アナザーストーリー」:6月15日〜6月19日の感想
今回は特別編ということで、普段はスポットの当たらない人たちのことが詳しく知れて面白かったです。特に、双浦環先生の過去が印象的でした。環先生も彼もお互いに愛し合っていたのに、芸術に対する情熱が邪魔をして上手くいかなくなったあたりのシーンを観て、胸が締め付けられるような気持ちになり、切なくなりました。以前、音が子どもも夢もどっちも諦めないと言っていた時に環先生が暗い顔をしていたのが気になっていたのですが、自分がうまくいかなかったから、両方成し遂げることの難しさを知っていてあのような表情になったのではないかと思いました。
今週はスピンオフ特集でしたね。本来のストーリーからちょっと離れて一休み的な週だと思っていたので、家事しながらだいたいで見よう、くらいの意気込みだったのですが、完全に裏切られたました! お父さん帰郷、バンブー夫婦馴れ初め、オペラ歌手環の悲恋。どの話も涙無しでは見られなかったです。上手に短時間でまとめられていました。15分で無駄なく伝わってきましたね。特に薬師丸ひろ子のお父さんが、天国に帰って行ってしまった時の表情が切なくて印象的でした。ちゃんと愛してることが伝わりました。ずっと両思いって素敵です。職人さんが、「おやじさんのことが好きな奥さまが好き」のメッセージを書いたのもいいシーンでした。来週も楽しみです。
アナザーストーリーとして、音の父親が幽霊の姿で戻ってきた話、喫茶店「バンブー」夫婦の馴れ初めの話、そして環のパリでの恋物語が描かれていました。それぞれの形で幸せが描かれる中、環のストーリーが一番印象に残りました。天才画家と称された恋人・今村と暮らす若き日の環が描かれていました。歌手を志す環の才能が開花していく一方で行き詰まる今村の姿があり、環の嫉妬から終わりを告げた切ない恋物語でした。嫉妬があったからこそ今の環の地位を気づけたのだと思うと、お互いが夢への幸せを選んだ選択は間違いではなかったと感じました。環の魅力に隠された切ない過去に今後の環の更なる活躍を願った回でした。
「父、帰る」では、家族としっかりとコミュニケーションを取る安隆の姿が、何年経ってもみんなの大好きなお父さんで、すごく素敵だなと思いました。最後に「再婚を許す」「安隆さんの隣に居る光子さんがいいんです。」のやり取りも素敵でした。そして「古本屋の恋」は、保の性格が内向的すぎて驚きました。そこからどうやって、バンブーの店長になったのかも、見てみたいなと思いました。「環のパリの物語」での恋人の成功を素直に喜べないくて苦しむ、嗣人を見ていると、環の才能が開花しないほうが2人は幸せだったのかなと強く思いました。最後に環を書いた絵だけは、素晴らしいと褒めてもらった嗣人は、自分の才能の限界を悟ってスッキリしたように思いました。
『エール』第13週「スター発掘オーディション!」:6月22日〜6月26日の感想
新人発掘オーディションに応募した佐藤久志と御手洗との敵意むき出しのバトルがとても楽しく面白かったです。ミュージカルスターの山崎育三郎さんと古川雄大さんらしいバトルでアドリブかなと思わせるような感じでした。最終選考まで残った二人でしたが、最終選考メンバーが強力なメンバーで驚きました。演歌歌手の徳永ゆうきさんが鉄道唱歌を歌ってましたが、パフォーマンスが凄かったです。指ぱっちん付きで見ている方が楽しくなりました。殿様キングスの宮路オサムさんも年齢をごまかしすぎてたけど、はやり素晴らしい歌唱でした。久志と御手洗もとてもいい歌唱だったけど残念な結果でしたが、久志が研修生としてコロンブスレコードに入れて良かったと思いました。
いよいよ福島三羽ガラスのスタートという感じで、ワクワクしながら楽しませて観させてもらいました。ヒサシと、まさかの御手洗ティーチャーのオーディション対決で、以前レッスンしてもらっていた側の音が御手洗ティーチャーに発声練習で教えるのも、素敵でいいなぁと思いました。ゆういちが、廿日市さんの好みの曲を作曲してヒサシに歌わすところなど、三羽ガラスの団結力の良さが伝わりました。オーディンでは実力派揃いで、誰が選ばれるかによって流行歌や流行りがゴロッと変わるんだろうなぁ、本当に審査員の好みと運で決まるのだなぁと改めて感じました。出演した皆さんの歌声が綺麗で、朝から心が潤いました。
御手洗と久志がコロンブスレコードの新人歌手のオーデションを受けることとなり、二人で競い合い時にはいがみ合いながらも練習を重ねオーデションに参加し見事に落選するまでの過程を面白おかしく描いていましたが、特に私が感動したのは、落選後に久志が、御手洗に対し、素直にエールを送っていたことです(御手洗に勝てるとは思っていなかった)戦いの後に、敵を称え認めることの素晴らしさ教えていただきました。又、久志の音楽人生を変える一つのきっかけとなる居酒屋での流し(一曲歌ってお金をいただく)で歌が人の心を和まし勇気を与えてくれることを知り、大きな心境の変化を感じたことが久志の音楽人生を変えることになると思いました。
コロンバスレコードに仙台から可愛い女性が3人訪問した時や自宅でその女性達の写真を見てにやけている裕一の顔がとても印象に残りましたし、同じ男としてその気持ちはとてもよくわかりますので見ているこちらまでにやけてしまいました。写真を見てにやけている裕一を見た音が妬いているのを見て可愛らしいとも思えました。今週最も印象に残ったのがオーディションのシーンです。徳永ゆうきさんが出演してご自身の趣味の鉄道関連の歌を楽しそうに歌っている姿を見た時は朝から素晴らしい美声を聞かせて貰えて大満足でした。徳永さんが登場した瞬間はまさか徳永さんが登場するとは想像もしていませんでしたしインパクトがあり過ぎて腰を抜かしてしまうほどでした。
新しい朝ドラだなぁと思いました。時代を考えると戦争もまだはじまっていないくらいなのに、オーディションを皆に応援されながら受けるとは、現代のようです。親を立て続けに亡くしたスター御手洗の、人はいつどうなるかわからないから‥という言葉は、確かに納得する響きでした。ただ、全体的に重厚感のような、朝ドラ特有の落ち着きがなかったことが少し残念です。スターとプリンスでプチバトルとか、頭突きされたりとか。ドラマだからと割りきりつつ、時代考証ってしてるのかな‥と疑問に思ってしまいます。主人公の周りの人のキャラが濃すぎて、スピンオフでなりたっているような感覚です。予想外のにぎやかさ、という意味では楽しめたと思います。
御手洗ミュージックティーチャーの再登場、心から待っていました!歓喜の週です。山崎育三郎のお芝居が大好きで、久志の登場シーンお気に入りなんです。ずっと御手洗ミュージックティとの共演が見たかったな…と思っていたので、も〜今週は夢のようでした。ちょっとどころか、プリンス久志VSスター御手洗のガチバトルをしっかり見させてもらえた第13週。贅沢!ありがとーと言いたい。本当面白かったです。最初に、2人が出会って自己紹介したシーンから釘付けです。ハットを投げる必要ある?回る必要ある?あります。プリンスとスターですから。最高でした。発生練習バトルも、最高でしたね。まさか、目から発光するビームが見れるとは。シャツの色も最高でした!オーディションのシーンでは、2人だけではなく選考に進んだライバル全員の歌を聞かせてもらえたのは、さすが『エール』。キャストが素晴らしい。視聴者として、このオーディションの人選は、花丸もんの全員合格でした!鉄道唱歌を歌った徳永ゆうきはイチオシです。オーディションは残念でしたが、2人に友情が芽生えていました。沁みました!お互いを認めて、お互いエールを送り、最後酒場で歌いよかったです。
『エール』第14週「弟子がやってきた!」:9月14日〜9月18日の感想
やっと放送が再開して、再放送は見ていなかったので久々にエールを見て内容に入り込めるか少し心配でしたが、ハナコの岡部さんのインパクトが強かったこともありすぐに思い出すことができました。岡部さん演じる五郎がとても魅力的で、不器用ながらも純粋でまっすぐで一生懸命な姿に胸を打たれました。ずっと出ていた役ではないのに短期間で梅だけではなく視聴者の心も奪うような魅力がたっぷりで、思っていた以上に楽しめる週になっていました。梅と五郎が離れてしまった時は悲しかったので、良い展開になって安心しましたし嬉しかったです。
今週は展開が異常に早いような気がしました。裕一(窪田正孝)さんのところに田ノ上五郎(岡部 大)さん、という坊主頭で着物のいかにも地方から来た青年が、弟子入りしました。そして音(二階堂ふみ)の妹・梅(森 七菜)ちゃんと恋のやり取りは、ドキドキものでしたね。裕一(窪田正孝)さんの幼なじみ久志(山崎育三郎)さんも参戦し、面白かったです。古山家の愛娘・華(田中乃愛)ちゃんが、恋の行くへを見守ってあげて、梅ちゃんにアドバイスするシーンもなかなかかわいらしかったです。お子さんならではの視点でしたね。梅ちゃんは、自分の心に従い、五郎君と梅ちゃんと豊橋で暮らすようお願いして、きっと幸せ暮らせると感じました。ただ、新平(吉原光夫)はものすごく怖いと思いますが。五郎さんがんばってね。
五郎が裕一の弟子になり、梅が豊橋から上京してきて、古山家がとても賑やかになって華が喜んでいる感じがしました。梅の小説を五郎がよく読んでいて、五郎は梅の事が好きだと華が言ったときは、まだ幼いのに凄いなって思いました。五郎が自分には才能がないことで、悩み抜いてだしたと答えが弟子をやめ古山家を出るとこだったのがかなしかったです。五郎にとって、古山家は、やっと見つけた自分の居場所で安心できる場所だったはずで、悲しい決断だったと思いました。でも、梅が、五郎を連れて豊橋にかえり、関内家の跡取りにして、五郎に居場所を作る決意をしたときは、とっても嬉しかったです。五郎の修行を応援したいと思いました。
待ちに待ったエールが再開した週だったので、とても楽しく見ることができました。岡部大さん演じる弟子志願の五郎の純朴で優しい人柄が演技からも感じられて、とても良かったと思います。また森七菜さん演じる梅がこの五郎の良いところにちゃんと気付いてくれて、五郎のことを好きになってくれたのは嬉しかったです。そして豊橋の実家に戻り、岩城の弟子にさせるあたりはやはり梅はちゃっかりしていると思いました。弟子入りを断られても何度も諦めずに挑んだ五郎の粘りが梅との出会いを生んだわけで、人生とは何が起きるかわからないなとも思いました。2人にも裕一と音夫婦のように幸せになって欲しいです。
『エール』第15週「先生のうた」:9月21日〜9月25日の感想
今週は福島三羽烏 裕一、鉄男、久志と、恩師・清晴先生とのそろい組でした。福島への帰郷です。その前に、裕一はよく偶然にも、「露営の歌」を作曲できたと思いました。これが、音の姉の吟の旦那さん智彦さんを介して、福島三羽烏が揃い、はたまた恩師・清晴に会うことになるとは、故郷とはいいものだと思います。原点に戻ります。ただ、戦時中の日本は、各々の人の心、生活様式、色々な困難、大変さを感じます。士気を高めるため、軍歌をつくる。鉄男さんも清晴先生への思いで、作詞ができて何よりですが、身内から出征する。どんな思いなのか。清晴先生どうかご無事でと祈るしかないです。ここは『エール』と思っていいのだろうか。見ている私も何か感じるものがあります。
「先生の歌」。タイトルで既に、胸が熱く。戦争の時代が描かれていくようになり、恩師の藤堂先生が登場したのは、最後の2話でした。だんだん盛り上がる週でしたね。森山直太朗演じる恩師と三羽ガラスのシーンには、ただ一緒にいるだけで自然と涙が出そうになりました。軍から頼まれた歌の歌詞に行き詰まった鉄男と故郷に戻り恩師に話を聞こうというところから、出征する先生に捧げる歌が完成するというドラマにはすごくジンときました。軍歌なんて歌に気持ちがのせられないといっていた鉄男が一つの曲を書くにあたり、「戦いに行く人の心に近づきたいと祈りながら…」という気持ちで書いたというのに感動します。その人の気持ちがわかりたいではなく、その人の気持ちに近づきたいと祈りながらというのが、本当素敵でなりません。これは、みなの心に刺さるのは間違いないと思うのです。三羽ガラスをはじめ、福島のメンバーも登場し、役者さんの良さがすごく出ていて、とても素晴らしい週でした!
いよいよ戦時体制に入ってきたご時世で、「露営の歌」が爆発的ヒットの50万枚突破ということで、廿日市さんが古山先生と言って家までご機嫌とりにやってきたのは笑ってしまいました。今週一番面白かったです。お土産はカルピスだったですかね。最後まで売れ残っていた村野もようやく日の目を見ましたが、藤堂先生が出征ということになってしまい、喜び半分でしょうか。それにしても、森山直太朗のあの演技の巧さはいったいなんなんでしょうか。役者顔負けじゃないですか。古山らと語るときの表情の動きだとか、出征のときに何かを引きずるように語る背中、間違いなく今週のMVPだったと思います。
音が音楽教室を始めたのに華が参加したがらなかった理由が、お母さんを他の子たちに取られたような気持ちになっていたというところが可愛らしいなと思いました。最終的には、華も歌の苦手な男の子も一緒に歌えるようになって良かったです。久しぶりに音の歌が聴けるのが楽しみです。また、鉄男はなかなか作詞が上手くいかないようでしたが、藤堂先生のおかげでいい歌詞ができて良かったと思いました。でも、藤堂先生や藤堂先生を見送る晶子さんたちのことを思うと、胸が締め付けられるような思いがしました。戦争は本当に良くないと改めて思いました。
『エール』第16週「不協和音」:9月28日〜10月2日の感想
佐藤久志、もう大好きです!最高でした!不協和音というタイトル。久志は出征…先週よりドキドキしていましたが、第16週1日目久志がまさか、大コケするなんて。あれは本気のずっこけだろうな…。あそこまで鮮やかで華麗な転倒見たことないし、久志、いや山崎育三郎さすが!いつなる時もプリンス久志であり続けてる!とても安心するし、ほっこりします。そして出征の祝いが久志のステージになり、オチは痔による即日帰郷。みんなとのやりとりも最高に可笑しかったです!ますます大好きになりました。今週は少しずつ色々な登場人物が出てきましたね。それも印象的な週でした。久々に木枯、小山田先生も登場。それぞれみんなが、戦争という時代に飲み込まれていき、これから本格的になって行くんだろうということを予感させました。
太平洋戦争が始まり、国民全員が戦闘態勢に(国家が非常事態宣言をしたため)祐一は国民の意気高揚を求められる作曲を軍から依頼され、一生懸命作曲に携わる。一方、音も、山田先生が会長を務める音楽慰問隊に志願し、参加して兵隊を励まし喜びを感じていた。音はある時に自分が選曲した慰問に対する歌を上司から軟弱だと批判され、音楽の取り組みの違いがはっきりしたので音楽隊を脱退する(軍から辞めさせられた)。祐一、音、哲男、等周囲の友達が、国に対する不信感を持ち始める。今週の物語は、純心に音楽を愛する人間たちが歌について考え始めた時期ではないかと思います。平和な今だから言えるのですが、今更ながら、戦争と平和を考えさせられた週でした。
久志に召集令状が届き出征したけど、身体検査の結果、即日帰郷されられて、時代的には思ってはいけないことだろうけど、とても嬉しかったです。でも、まさか痔が理由とは驚きでした。みんなの前で痔の話しをしていた久志が恥ずかしそうで可愛かったです。久志も福島に帰り、鉄男も新聞社の手伝いで作詞を休止する事になって、やっと福島三羽がらすとしてスタート出来たと思ったのに、とてもざんねんな気持ちになりました。音は音楽挺身隊に参加することになったけど、軍隊のような雰囲気について行けない感じの音の気持ちも良く伝わってきました。まさか、裕一に召集令状が届くとは思わなかったです。
第16週は、不協和音とのことで、戦争に翻弄され、不安定な状況になっていく姿が描かれていて、見ていてハラハラしました。特に久志に招集令状が届いたときには、心配で心配で、今後どうなるのだろうと暗い気持ちになりましたが、まさかの「痔」で免除されたときには、思わず笑ってしまいました。免除になった当時の人々の心情は分かりませんが、久志が戦地に行かないことになり、本当に良かったと心から思いました。一方で監視されている関内家の今後、吟の寂しい状況をとても気の毒に思いました。前向きな方向に進んで行ってほしいと願わずにはいられません。最後のシーンで裕一に届いた召集令状・・今後も目が離せない展開です。
『エール』第17週「歌の力」:10月5日〜10月9日の感想
皆少しずつ変に歪んできてしまった気がします。裕一さんも取りつかれたかのように戦争にこだわり、関内家の人達は周りの人達さえ戦争に関わらなければそれで良いという気持ちが見えるようでした。また、五郎さんがこの戦争のタイミングで、キリスト教に入信するのに違和感を感じました。裕一さんが映画の曲を任されてなかなか思う曲が作れなかったのに、ヨカレンの人の話をきいたら五分でかけたといったいったところ、作曲を依頼した三隅さんが才能ってキライという台詞が印象的でした。裕一さんはやっぱり天才なんだと思い出されるシーンでした。
大空で散る可能性の高い予科練の青少年への想いをこめた「若鷲の歌」を完成させた裕一でしたが、ついに慰問で第一線の戦場へ行くことが決まってしまいます。木枯が言っていたように、裕一は純情なので国のためを思って軍歌を作曲してきましたが、それは五郎に指摘されたとおり、ある側面には目をつむっていたと思います。本来の心優しい彼の性格ではありません。ある側面とは、どんどん人が死んでしまう戦争の現実というものです。それを見て裕一はどう思うでしょうか。やはり五郎と梅が出てくるとホッとしますね。特に五郎役の岡部大は気は優しくて力持ちという役柄にピッタリだと思います。
戦時中の話は色々と考えさせられます。裕一が作る「歌の力」で鼓舞され志願する若者や戦地へ向かう人々、裕一には戦争の歌を作ってほしくないんだと言う五郎や歌が戦争の道具になるのは嫌だという鉄男。当時を生きる人たちの様々な思いが描かれました。裕一は、人に寄り添う音楽を作る人だから、その全ての人々の思いを感じていたでしょう。複雑な思いや葛藤はすごかっただろうと思います。裕一が五郎に向かって「いのちを無駄と言うな」と声を荒げたシーンは、ものすごく迫力があり、複雑な心中、戦争に対する怒りがガツンと伝わり、見ていてハッとし心が震えました。裕一の怒りは初めて見るものでした。窪田正孝の演技は、すごいです。あの一言、あの迫真の演技は目に焼き付いています。
戦争がどれだけ人々の自由をうばっていくものなのか思い知らされました。皆んなの表情が暗く、見ていて辛くなりました。特に心に残ったのが裕一が五郎に命を無駄というなと怒鳴るシーンです。今まで温厚で優しく、裕一が怒るシーンなどあまり見たことがなかったので、衝撃がつよかったです。それほどまでに裕一が追い詰められているということが伝わってきました。そして吾郎さん役のハナコの岡部さんの演技が想像以上に上手で驚きました。裕一から怒鳴られたときの表情など、なんとも言えない感情を表現するのもとても上手でした。裕一が音に残した手紙のシーンも印象的でした。
『エール』第18週「戦場の歌」:10月12日〜10月16日の感想
震えた。呼吸が苦しくなった。初めての何と言ったらいいか分からない感情になった。戦争。なんて残酷なんだ。生と死はいつだって隣り合わせなのだと痛感して、そしてそのような出来事が身近にあったばかりなので、とても衝撃的でした。
いまだ現実を受け止められず、ふっとよぎっては笑顔がだせなくなってしまった。
でも、前へ進まなくてはいけないんだよね。裕一の苦悩が強く伝わってきた。朝からものすごい量の涙が溢れてきた。こういうのだめなんだよね。改めて窪田正孝のすごさを感じた。
来週からの新章は北村有起哉登場でおもしろくなりそうだな。
この週はとにかく観ていて心苦しかったです。戦争の空気が色濃くなり、裕一もビルマに向かいました。そこで過酷な環境に晒され、また、戦争の意味に対する自分の考えに揺れが生じます。それでも己の使命を曲げずに前線に向かう裕一を観て、やはり歴史を知っている身としてはこれから起こる状況は避けて欲しかったです。その中で、藤堂先生との再会や、音楽会の練習の場面は、殺伐とした中でも癒しの時間となりました。しかし、その後の戦闘場面とのギャップでより衝撃が大きかったです。観ていて言葉を失いました。そして先生の死を前に裕一が狼狽し、狂ったように放心した様子、後に死を知らされた昌子の静かに悲しむ様子。やはり戦争は悲しみしか残らないものなのだと感じました。
ビルマに慰問に訪れた古山裕一がラングーンという所で三ヶ月滞在させられていた中で、部屋の中にサソリが入ってきたシーンがありましたが、虫が苦手な自分にとってはとてもあの場所には居られないだろうなと思わず目を背けて見てしまいました。裕一が恩師の藤堂清晴と再会した場面に感動的でしたが、その後、演奏会間近で藤堂が亡くなってしまったのは、これまで幾度も裕一達や福島三羽ガラスの皆を助けてきた人物だっただけに突然の別れにただただ悲しいという気持ちになってしまいました。豊橋が空襲された時は梅も岩城も犠牲になってしまったのかと焦りましたが、何とか二人とも無事でそれだけは不幸中の幸いに感じ少しだけホッとした18週目でした。
ビルマの戦場で藤堂先生の死を目前にし、戦争の現実の悲惨さを思い知った裕一は、戦争を美化して軍歌を量産していたことを悔悟します。それは裕一自体に罪はないと思いますが、本人はそう思っても仕方ないだろうと思いました。ある意味、背中を押してしまったわけですから。でも、作曲家に責任はないですね。結局、そのまま終戦になって、昌子に藤堂先生の死を知らせたり(このときの昌子役の堀内敬子の演技は抜群だった)、音の教え子だった少年の戦死を知ったりして、そのままふさぎ込んでしまいます。おそらく史実でもずいぶんと叩かれたと思いますが、ここからどうやって立ち直っていくのか、楽しみになりました。
『エール』第19週「鐘よ響け」:10月19日〜10月23日の感想
戦争の経験から音楽に向き合えなくなった裕一、そして戦後を生きる人々が描かれた『鐘よ響け』。先週から続き、1話1話どれも素晴らしく、毎日胸に響きます。エールは、本当スゴイ朝ドラです。94話では、吉岡秀隆登場。すごい、迫真の演技は圧感。長崎の鐘を書いた永田を演じる吉岡秀隆のお芝居を見て、役者の中の役者だと改めて思いました。少しの登場だけど、これほどまでの存在感があり、人を魅了する圧倒的な名演技、引き込まれました。寝たままで演じているのですが、穏やかな話し方の中に出ている凄みはどこからくるのか。目と表情だけで怒りなどの気持ちが伝わってきました。裕一が譜面にまた立ち向かおうとするこの大切な場面で、吉岡秀隆の登場は素晴らしいキャスティングだと思いました!彼の一言一言が胸に響き渡り、「希望」!という言葉が出たときは、悩みながらもがきながら、深く暗いところから希望という言葉を掘り起こした。そんな画が浮かびました。そして、わたしには気になる人が。智彦です。裕一を初め、戦後を生きる人々が描かれるなかで、智彦がラーメン屋で頑張るシーンに胸がじんわりしています。戦争孤児との交流もいいです。姉の旦那さんというかたちでそんなにピックアップされると思っていなかったから、こうしたもう一つドラマが見れて嬉しいですね。智彦は、次週どうなるんでしょうか。
劇作家・池田二郎の尽力もあって、ようやく戦後になって再び曲が書けるようになった裕一は、自分のための贖罪ではなく人々に希望を与えるという精神を長崎で教えられ、「長崎の鐘」という名曲を作り出すことに成功しましたが、なるほど彼が悩んでいたのはそういうことかと初めて実態がわかりました。つまり、軍歌作りも結局は自分のためではなく他人にためにしていたものであり、そこに自分の責任を思い悩むことはなかったのです。一方、裕一よりも気になるのは吟の夫の智彦の存在です。彼はラーメン屋で修業していましたが、元同期の軍人の勧めで貿易会社に再就職します。しかし、彼のこれからの人生にとっては、もう少しラーメン屋で修行してほしかったと思います。
戦争の苦しみからやっと一歩踏み出せるようになった裕一を見ていると感極まるものがありました。今までは戦争がおわったはみんな幸せになれるもの、そして戦地に出向き生き残った人々は温かく迎え入れられるものだと思っていましたが、こんな生きづらい生活や苦しみが待っているなんて驚きました。そのリアルな世界を知ることができて、いい学びになったと思います。新しい登場人物が出てくる中で、吉岡さんの登場にはびっくりさせられました。さすがの演技力で、久しぶりにドラマで見ることができたのでとても嬉しかったです。これからの裕一と様々な人との出会いがまた更に楽しみになりました。
とりあえず「安心した」というのが第一感想です。やはり先週までの内容が重すぎたので、その状況からの脱却ができているのがまずは良かったと思います。特に智彦は無事就職が決まってある意味ホッとしました。ただ作品短縮の影響なのか唐突感がどうしても否めません。転職シーンもいきなり出てきたように感じました。せめてラーメン屋で働いていたシーンが今後どのような伏線になってくるのかは気になります。あそこで出会った孤児の少年を出したはいいが、いつの間にか消えたなんてことにはなってほしくありません。短いシーンでしたが今後の内容に生かしてきてほしいです。
ようやくまた裕一が曲を作り始めたことにほっとしました。一方、岩城さんが亡くなられたのがとてもショックでした。死ぬ間際に言った言葉が胸にしみました。最期まで男らしさが溢れていて本当にかっこよかったです。個人的には音のお母さんに想いを告げても良かったんじゃないかなとも思いました。今週の放送で1番衝撃を受けたのは、吉岡秀隆さんの演技でした。病に侵され、床に伏せった状態で動くのは上半身のみなのに、そこから伝わってくる思いが強烈な印象を残しました。表情や言葉の一つ一つに感情が込められているのが素人目にも分かりました。あまりの演技力の高さに鳥肌がたちました。
『エール』第20週「栄冠は君に輝く」:10月26日〜10月30日の感想
今週は智彦と久志から目が離せませんでした。智彦は軍人としてのプライドを捨てられない人かと思っていましたが、吟の支えもあってやっと自分の道を見つけられたのだと思います。ケンとの出会いも智彦にはかなりプラスだったような気がします。そして、久志ですが、あまりの変わりように驚きを隠せませんでしたが、久志は父を苦しめてしまった罪悪感とずっと戦ってきたのだと思います。久志と裕一、鉄男の友情が壊れてしまうのではないかと思うくらいの久志の変化にこれからどうなるのかと考えましたが、最後に甲子園のマウンドで必死に歌う久志の姿に涙がこぼれました。
戦争によって心の傷を負っていた久志が、裕一の言葉によって心を動かされて、甲子園球場のマウンドで「栄冠は君に輝く」を熱唱したシーンにとても心を打たれました。自信と誇りを持って向き合っていた大好きな歌を批判され、戦争の影響で実家も手放すことになり、心の底から傷ついて、ひねくれてしまっていた久志ですが、藤丸さんをはじめ、福島の仲間たちから支えられ、励まされた結果、どうにか立ち上がることができました。歌いながらだんだんと久志の目に光が宿っていき、自分の傷を消化していく姿に感動し、思わず泣いてしまいました。
今週は、主に智彦、久志の“立ち直り”に関するお話。まず智彦、闇市のラーメン屋から友人の誘いを受けせっかく貿易会社に入ったものの、元のラーメン屋に戻っていったのは彼なりのプライドなのでしょうか、その勇気には心の底から敬意を表したいと思います。また久志、彼もまた戦時中の心の闇を背負い立ち止まったまま。それを名曲「栄冠は君に輝く」を歌わせるべく、必死の説得する裕一の姿は単に“友情”ではなく、歌手佐藤久志への“尊敬”だったのですね、その姿に打たれ久志も歌おうと決意した時は“よくやった”の気持ちと感動で一杯になりました。いずれにせよ、これで戦争から抜け出せなかった者たちが “平和の時代”へ一歩踏み出せた姿には密かに安どの気持ちを感じるとともに“エール”を送りたいと思いす。
今週で一番見どころだったのは、同期の軍人に誘われて会社員をしていた智彦が、再びラーメン屋の修行に戻ったことです。本当にいい場面でした。吟もよくぞ許したと思います。夫婦には子供がいないので、きっとあの子供がかすがいになってラーメン屋も3人で盛り上がっていくと思いました。何より嬉しかったのは、智彦が以前の大将からもらったお守りを首から下げていることで、本当に人間は覚悟さえ決まれば変われるだなと思いました。よい話でした。一方で、「栄冠は君に輝く」はやはり未来永劫に語り継がれる名曲であったなと改めて痛感しました。
『エール』第21週「夢のつづきに」:11月2日〜11月6日の感想
華や裕一の応援もあり、舞台で歌を歌うことを目指す音が、とてもうらやましく思いました。現代では、まず、それで食べて行けるのかどうか、ということがクローズアップされてしまい、自分の純粋な夢を追うことは難しいと感じるからです。裕一の作曲活動が順風満帆であるからこそ、そして家族の協力なしではできない選択だと感じました。そして、それに対して、わずかな引け目も感じている音は、とても好感が持てました。音の歌唱力、表現力をもってしても、難しいオーディションであったこと、しかし、スポンサーの弦の一声で実力ではなく、音の夫が裕一であることで話題になるからという理由での抜擢には、本当に遺憾でした。自分だったら、恥ずかしくてその場にいられないと思いますし、舞台を降板する選択をした音は、潔いと感じました。教会で子ども達に歌を教えることになり、また、音楽の楽しさを感じられるようになり、本当によかったと思いました。
華ちゃんは思春期を向かえ、いろいろと悩んでいるなと感じました。でもこれが青春です。頑張って夢を探して、未来につなげてほしいと思いました。吟おばさんはナイスフォローと感じました。音さんの方は、子育て終わって再び自分の夢を追うのは素晴らしい。しかし、自身のブランクや周りの人の進化などがあり、現実はやっぱり厳しすぎたかなと思いました。かつてのライバルの千鶴子さんとの再会も震えましたが、大人の事情の説明は、音さんを奈落の底に落としてしまい、ちょっとひどいなと感じました。でも、裕一さんはほんと家族思いです。泣けてきました。音さんは、音楽の原点、つまり、音楽の楽しさであることを思い出したのが、感動的で、教会で歌うことが、また裕一さんとの出会いを思い出したのだなと感慨深いです。
今週は音の歌への情熱と夫婦愛が印象的でした。自分の能力の限界を感じて、裕一に謝る音の涙は見ていて応援したくなりました。そんな音を歌に戻したのはやはり裕一です。裕一が音のために作った「碧き空へ」は素晴らしかったです。夢が途切れても羽ばたいていこうという裕一の音へのメッセージも感動的でしたし、音の歌も気持ちが伝わってきました。あの歌を聞けば、音の気持ちが分からなかった華にも伝わるものがあったのだと思います。「エール」という作品の名前の通り、朝からたくさんのエールをこの作品からもらっています。今のコロナ禍でたくさんの人たちが制限された生活を送っている中、励まされている人は多いと思いました。あと残り3週間になりましたが、残りの物語も楽しみたいと思います。
やはり夢を実現するというのは難しいと感じた。ベルトーマス先生も軽い感じでオーディションを勧めただろうが、主催者の独断で結果的に選ばれて。だから先生も課題は山積みと言っていたんだろうな。男とは言え伊藤と音の実力差ははっきり分かる。音自身も自覚していたし。その上選ばれた理由を聞いたら辞退もしたくなるだろう。でも結果的に歌を続けることになってよかったと思う。華がやりたいことが見つからないというのは現在の若者を投影しているような気がした。好きなことをやったら良いとよく聞くけど、好きなこと、やりたいことがある人というのは現実には少ないのではないかと思う。
『エール』第22週「ふるさとに響く歌」:11月9日〜11月13日の感想
ずっと触れられず気になっていた、夜逃げ以降の鉄男さんの過去や家族について語られました。思っていた以上に重く切ない話でしたが、弟に再会できた上に可愛い甥っ子にも会えて、鉄男さんが少し救われた気がしました。鉄男さん兄弟が置いてきた母親への後悔を話しているときに、裕一さんのお母さんが、母親は子供たちが進みたい道に進んでいることが喜びだから胸をはりなさいというシーンが感動的でした。二人はこの言葉でだいぶ救われた気がします。そして、浩二さんはまき子さんと結婚することとなりました。色々苦労してばかりの浩二さんが幸せになれて良かったと思いました。
裕一にとって大切な友、鉄男の過去が、とても辛かったですね。大将と呼ばれながらも、心優しい鉄男。夜逃げの後、弟の失踪、自らも家を出るという状況であったこと、切ないです。しかし、偶然巡ってきた弟との再会。ひとりぼっちであった鉄男にとって、再び出来た家族は、仕事への活力になるほどの喜びでしたね。本当に心から良かったねと思いました。一方、家や、母親のために生きてきた浩二。兄裕一に引け目を感じながら、自分のあるべき道を模索してきた姿は、応援したくなるほどです。そんな浩二にやっと出来た好きな女性。本当に良かった。リンゴ農家として新たな道を歩き始めた浩二。幸せになりそうで、ホッとします。今週は、心が温かくなりました。
週の前半の鉄男の話は彼の辛い過去に胸が痛くなりました。今まで語られることのなかった彼の過去がどんなものかずっと気になっていましたがその大変さに驚きました。決して楽な過去ではないだろうとは思っていましたがそれは想像以上でしたし、特に母親との別れは見ていてこちらも辛かったです。だからこそ典男との再会には胸が熱くなりましたし、まさの母親としての気持ちの代弁に今までの罪の意識を救われるシーンには感動してしまいました。週後半の浩二の話も今までひたむきに頑張ってきた彼が報われて良かったです。彼らしい焦ったさにやきもきしつつも最後に幸せそうな彼が見れてとても良かったです。今週は今まで頑張ってきた人が報われる温かい週だと思いました。
ふるさとに響く歌、すごくよかった!!鉄男の家族、そして浩二の家族。どちらも、見れてすごく嬉しかったです。優しい気持ちのあたたかい涙が出た週でした。これはもっとじっくりみたかったけど、一週でぎゅっと詰まっていた、これもまた悪くなかったなと思いますね〜!とっても胸に響いた週だったなぁ!ドラマファンとしては、鉄男の弟がひよっこのみつおだったり、浩二のお相手のりんご農家の娘が、探偵ドラマでもりんご農家のお嬢さんを演じた志田未来ちゃんだったり。もう、わくわくしました!鉄男とのりお家族、裕一、浩二、お母さんが集まる場面は幸せでした。兄、弟の仲がとても素敵に描かれてました。にいちゃんのイワシをやる…あの場面は大好きでした。そして、浩二!!浩二おめでとう!まきちゃんに思いを伝えて幸せになる浩二が見らて涙でした。
大将こと村野鉄男と裕一の弟の浩二にスポットが当たる回でした。小学校のときに一家で夜逃げした鉄男の家族のことはこのドラマの前半からすっと気になっていただけに、宿題だった伏線が回収されてすっきりした気分です。これも間接的には裕一のおかげと言えるでしょう。一方、浩二のこともずっと気になっていました。曲がったところがなくなってすっかり好青年になった彼ですが、真面目で引っ込み思案な性格からかお嫁さんのきてがありませんでした。大変良い結果になりました。これも音が東京で退屈で福島にやってきたから成就した恋かもしれません。人の運命は少しのことで変わるということがわかった週でした。
『エール』第23週「恋のメロディ」:11月6日〜11月20日の感想
池田と裕一が、「君の名は」というラジオドラマに日々追われている姿から、生放送の大変さを感じました。また、夢の看護婦になった華が、病院で真面目に働く姿に成長を感じましたが、自分が硬く真面目な性格に落ち込む様子があるあるって感じました。同僚の結婚が決まったことで、未婚最年長看護婦になってしまった華が、軽い女になる宣言をしたときには、とうなることかと心配しましたが、色んな男性と話しをする事で、リハビリテーションに興味を持ち、病院長に取り入れることを提案していた所に音の血を感じました。今まで苦手な患者と思っていたアキラとリハビリを通してお互いのいいところがわかり付き合うことができて嬉しかったです。相手がロカビリー歌手ということで、裕一対策をする音の行動が面白かったです。
成長した華が仕事に一生懸命に向き合いつつも、いい相手に巡り合えず、このままではいけないと恋に踏み出す姿に、笑ってしまいました。「軽い女になる」なんていう発想が、真面目すぎて面白く、実際に夜の街に踏み出しても、クセのある男性にしか巡り合えない状況も、さもありなんと納得してしまいました。でも患者であったアキラが、華のいいところをしっかりと見ていてくれて、華もアキラの頑張る姿に惹かれて結ばれたことに、とても良かったと思いました。2人ともまったく違うキャラクターではありますが、お互いに支え合える関係になるんだろうなと感じました。
華がいつのまにか25歳で看護師としても中堅どころのベテランになっていましたが、とにかく可愛くなっていて驚きました。古川琴音さんんという女優はこれから要注目だと思います。梅役だった森七菜もブレイクしそうだし、智彦のラーメン屋を手伝ってるケンもすごい男前になっています。エールはとにかくストーリーもいいですがキャストが新鮮で楽しいです。さて、そんな華ですがロカビリー男との恋愛は成就するのかちょっと不安ですね。でも、裕一と音だってかなりの強引な恋愛をしてきた夫婦だと思うので。結局は理解を得られてめでたくゴールインかと思いました。楽しみです。
それまではアキラのことを毛嫌いしていた華ちゃんが、アキラの優しさや周囲の人に気遣いが出来ることに気づいてだんだんと好きになっていく様子が可愛らしく、印象に残りました。真面目な華ちゃんが「軽い女になる!」と宣言した時は、そういうことじゃないんじゃないかなと思って笑ってしまいましたが、アキラが良い意味で華ちゃんを変えてくれて良かったです。私も周りと比べて焦ってしまうことや不安になってしまうことがあるので華ちゃんの気持ちはとても共感できました。私も華ちゃんのように芯を強く持って生きていけたらいいなと思います。
『エール』最終週「エール」:11月23日〜11月27日の感想
コロナの影響で中断されたことに関係するのでしょうが、オリンピックまでの話が端折りすぎたような感じだったのは残念でした。
オリンピックマーチは古関裕而の代表的な業績だけに、もっとスポットが当たったもよかったと思います。
でも砂浜で音が裕一にあなたと一緒になってよかったと言ったときは、胸がギュッと締め付けられるほど感動しました。
オープニングテーマと舞台が同じで砂浜なので最初に撮影したのかと思いましたが、新しいテイクだと気づきました。最高の演出でした。
最終回のカラオケ大会も発想が素晴らしいと思いました。みんな歌が上手だったし、楽しかったです。
アキラが古山家に挨拶に来たときの歌に気持ちが込められていて感動しました。無事、アキラと華が結婚式を迎え、裕一の挨拶が普通の父親を同じようにうれしさと寂しさで一杯の気持ちがこもっていて共感しました。オリンピックのオープニング曲の依頼をうけた裕一は、今までの実績を認められた感じがしてとても嬉しかったと思うし、誇らしかったと思います。池田が急死したため、作曲から遠のく事になった裕一でしたが、沢山作曲してきたから、今は、沢山のメロディーが浮かんでくるけど自分だけで楽しみたいと言ったことが印象的でした。ラスト、海辺で遊んでいる裕一と音が可愛すぎて涙が出てきました。NHKホールのコンサートで、裕一の指揮で音が歌う長崎の鐘が感動的で、2人の夢が叶った感じがしました。
裕一さんと音が砂浜で遊びながら、GReeeeNの歌が流れてて、裕一さんが「僕と出会ってくれてありがとう。」音が「私こそ裕一さんと出会えて幸せでした。」というシーンがすごく素敵でした。私も年をとった時、主人とあんな風に、お互いのことを思いあえたらいいなぁと思いました。あとそのシーンの最後に窪田正孝君が、こんなご時世ですが、エールが少しでもみなさんの力になれてたら、僕は嬉しいです。と朝ドラで主人公があんなコメントを言うのは異例ですが、私はあれはアリだと思いましたね。あと志村けんさんが少し出てましたねぇ。この笑顔が好きだったなぁと、少し切なくなりましたが、見れて良かったなぁと思いました。
最終週は、華の結婚からオリンピック、引退へとどんどんと月日が経っていきましたが、これまでのたくさんの人との縁を振り返り感謝する裕一の姿が印象的でした。「海が見たい」という音のセリフから、オープニングの海辺を歩く映像に移行するシーンは、繋がり方が秀逸で、観ていて「うわすごい!そうくるのか!」と感動しました。人生を通じてずっと支え合ってきた二人の姿が心に響きました。そして特別篇の最終回は、歌でたくさんに元気をもらいました。晶子さんや岩城さんの歌声は特に衝撃的で、劇中でも歌ってほしかったなと思いました。
ついに最終週、裕一と音の娘の華が明るく素敵なお相手のアキラと結ばれ、うちのテレビで裕一がオープニング曲を手がけた東京オリンピックを皆で観るという幸せな構図を見られて良かった。盟友池田との別れを経て、音も病におかされ、晩年に入った裕一の人生だが、これまでの歩みと出会った人々とのかけがえのない時間が支えとなっているように思えた。音が療養している部屋からふたりで海へ駆け出すシーンは、音と裕一の最後の別れを間接的に表したものだと思うが、それすらも明るく、キラキラと輝いていた。それは二人が共に手を携え、互いを思いやって支え合った人生が、最後に「あなたに出会えて良かった」というお互いへの思いが重なり合ったからだと思う。心からのエールをもらった作品だった。
遂に終わってしまいましたねぇ。
今週は見逃すまいと、必死で早起きしました。
軽い女になるはずのはなちゃんが、ロカビリー男とまさかの結婚宣言!
で、音さん一瞬消えたと思ったらロザリオ握りしめて、その場で半強制的に誓いを立てさせてるし。これでは裕一さんも認めるしかないよねぇ。
喜びのあまりいちゃつく二人に音さんがひと言、
「離れなさい」
って言うんだけど待て待て、その展開ってどっかで見たような・・・。
まあ、何はともあれ無事収まった訳です。
しかし音さんの猪突猛進肝っ玉振りには参りますね。それだけに、癌に侵されて痩せ細って行く姿はドラマとはいえ悲しかったですね。
二階堂さんはこのシーンの為に実際に減量されたようで、リアルさが感じられて涙を誘いましたよ。流石女優さんですね。
ラストは出演者による古関歌謡曲のコンサートでしたが、初回からのストーリーが走馬灯のように思い出されて、いい年したおっさんが泣いてしまいましたわ。
「エール」キャストの皆様、感動をありがとう 。
音との最後のシーンが良かったです。若い時を連想する海辺のシーンや、裕一の音へのメッセージがじーんとしました。
ただ、そのシーンに初登場の大学生がなぜ必要だったのか?疑問です。放送の短縮があったとはいえ、音のお母さんや梅たちのその後の生活など、見どころはほかにあったように思います。
それでも今日の最終回のコンサートはとても良かったです。中でも、圧巻だったのが「岩城さん」。あんなに声量があって、美声だったとは驚きました。
また実際の作品を知らなかったので、モスラも作っていたことにも驚きでした。
記憶に残るとてもいい作品でした。ロスが続きそうです。
23日からのエールは、様々なことが詰まっていてどこが良かったと言うのは難しいですが、1番印象に残ってるのは、娘の華ちゃんの結婚式での裕一さんのスピーチのシーンです。大事に大事に育ててきた娘を送り出す父の気持ちが詰まっていて最後のハグでお互いの愛をとても感じました。また、119回では小山田先生の死での深い悲しみの後、音さんの死が抽象的に描かれていて素敵でした。最後に俳優として窪田正孝さんと二階堂ふみさんがメッセージを出していたのも朝ドラとしては異例中の異例でとても印象的でした。116回からは怒涛のスピードで裕一さんの人生が進んでいき、コロナで話数が少なくなったぶんぎゅぎゅっと濃厚でした。とても素敵なお話とコンサートになっていて面白かったです。
まとめ
窪田正孝さん主演の朝ドラ『エール』を見逃し動画で観る方法を紹介しました。
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