パラリンピック水泳の歴史やクラス分け・知的障害者の参加やルールについて!

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パラリンピックの花形競技の1つである水泳には、どのような歴史があるのでしょうか。クラス分けについても調べてみました。また、知的障害者の参加は認められているのか、水泳のルールはどのようになっているかも合わせてお伝えします。

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パラリンピック水泳の歴史やクラス分けについて紹介

まずはパラリンピックの水泳の歴史からお伝えします。

パラリンピックの水泳競技は1960年の第1回ローマパラリンピックから正式種目として行われてきました。

当時は車いす選手のみの参加だったものの、1976年のトロントパラリンピックでは切断の選手や視覚障害の選手が、2000年シドニーパラリンピックでは知的障害の選手の参加が認められていきました。

ちなみに日本が参加するようになったのは、1964年の東京パラリンピックからです。

こうして多くの選手が参加するようになった水泳は、パラリンピックの中でも花形の競技となっていきました。

では、ここからは2020東京パラリンピックで行われる水泳のクラス分けについて、お伝えしていこうと思います。

現在、水泳競技には様々な障害を持った選手が参加している為、少しでも公平になるように障害の種類や度合いによってクラス分けはかなり細かく行われます

各クラスは種目、障害の種類、障害の度合いで分けられ、アルファベットと数字で表記されます。例えばS13やSB5とといった感じですね。アルファベットは種目を、数字は障害の種類と度合いを表し、それぞれ以下のようになっていますよ。

(種目)
S=自由形、背泳ぎ、バタフライ
SB=平泳ぎ
SM=個人メドレー

(障害の種類と度合い)数字が小さいほど重度の障害を表す。

1~10……切断、脊椎損傷、脳性まひなどによる肢体不自由
11~13……視覚障害
14……知的障害

東京パラリンピックで行われる種目

東京パラリンピックで行われる種目は以下の通りです。

【50m自由形】

S3 男子/S4 男子、女子/S5 男子/S6 女子/S7 男子/S8 女子/S9 男子/S10 男子、女子/S11 男子、女子/S13 男子、女子

【100m自由形】

S3 女子/S4 男子/S5 男子、女子/S6 男子/S7 女子/S8 男子/S9 女子/S10 男子、女子/S11 女子/S12 男子、女子

【200m自由形】

S2 男子/S3 男子/S4 男子/S5 男子、女子/S14 男子、女子

【400m自由形】

S6 男子、女子/S7 男子、女子/S8 男子、女子/S9 男子、女子/S10 男子、女子/S11 男子、女子/S13 男子、女子

【50m背泳ぎ】

S1 男子/S2 男子、女子/S3 男子、女子/S4 男子、女子/S5 男子、女子

【100m背泳ぎ】

S1 男子/S2 男子、女子/S6 男子、女子/S7 男子、女子/S8 男子、女子/S9 男子、女子/S10 男子、女子/S11 男子、女子/S12 男子、女子/S13 男子、女子/S14 男子、女子

【50m平泳ぎ】

SB2 男子/SB3 男子、女子

【100m平泳ぎ】

SB4 男子、女子/SB5 男子、女子/SB6 男子、女子/SB7 男子、女子/SB8 男子、女子/SB9 男子、女子/SB11 男子、女子/SB12 男子、女子/SB13 男子、女子/SB14 男子、女子

【50mバタフライ】

S5 男子、女子/S6 男子、女子/S7 男子、女子

【100mバタフライ】

S8 男子、女子/S9 男子、女子/S10 男子、女子/S11 男子/S12 男子/S13 男子、女子/S14 男子、女子

【150m個人メドレー】

SM3 男子/SM4 男子、女子

【200m個人メドレー】

SM5 女子/SM6 男子、女子/SM7 男子、女子/SM8 男子、女子/SM9 男子、女子/SM10 男子、女子/SM11 男子、女子/SM12 男子、女子/SM13 男子、女子/SM14 男子、女子

【リレー】

4×100m 34ポイントリレー 男子、女子
4×100m 34ポイントメドレーリレー 男子、女子
4×50m 20ポイントリレー 男女混合
(4×100m S14リレー 男女混合)
(4×100m 49ポイントリレー 男女混合)

()内のリレーは2019年WPS世界選手権で実施された後、東京パラリンピックで行うかどうか決定が下されます。

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 パラリンピック水泳の知的障害者の参加やルールについて

パラリンピックで行われる水泳競技には、知的障害がある方の参加も認められています。

ですが実は長い間、知的障害の選手はパラリンピックに参加できない状態が続いていました。

その原因となったのは、2000年のシドニーパラリンピックで起きた不正事件です。

男子バスケットボールで金メダルに輝いたスペインチームですが、実際は12人中10人が健常者だったという、あまりにひどすぎる不正が行われていました。

もちろん金メダルは剥奪されましたが、これがきっかけとなり、パラリンピックにおいて知的障害者の参加が認められなくなるという事態になってしまったんです。

この時に、知的障害と認定する基準を厳しくすることなどが復帰の条件とされました。

そしてようやく2012年のロンドンパラリンピックで知的障害者の出場権が復活しました。しかし種目は限られており、陸上、水泳、卓球のみでした。

続くリオパラリンピック、そして2020年の東京パラリンピックでも知的障害者の参加が認められたので、これを機にもっともっと参加できる競技が増えていくといいなと思います。

パラリンピック水泳のルール

最後に、パラリンピックの水泳のルールについてです。

パラリンピックの水泳は、オリンピックの競泳とほぼ同じルールで行われます。

違うのはスタートやターン、ゴールの時に、障害の程度によって方法が少し変わったり、補助が入ること。

例えば、背泳ぎ以外は飛び込みでスタートするのが基本ですが、飛び込みが難しい場合は水中からのスタートが認められます。

水中からのスタートではスターティンググリップを握らなければなりませんが、難しい場合は紐やタオルを口に加えてスタート体勢を取ることも出来るんですよ。

視覚障害のある選手なら、ターンやゴールで壁に激突しないよう、コーチが選手の頭もしくは体を棒でタッチして合図することが認められています。

他にも、ゴールは両手でタッチすることが原則ですが、障害により出来ない場合は頭などでのタッチが認められていたりします。

このように、それぞれが全力で競技に臨めるように臨機応変のルールになっているんですよ。

 

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まとめ

 

パラリンピックの水泳の歴史、クラス分けやルール、知的障害者の参加についてお伝えしました。

歴史や過去の出来事を知ると、見方もがらりと変わりますね。

パラリンピックの花形競技であり、日本代表のメダル獲得の期待もかかる水泳、必見です!

 

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