10月20日、台風17号(ソウデル)が発生しました。
米軍の画像を確認すると台風18号(モラヴェ)のたまごである熱帯低気圧に発達しそうな気配が!
この記事では台風18号のたまご発生から台風消滅までの現在地や進路予想図についてまとめています。
米軍やヨーロッパ・気象庁などの進路予想図も紹介しながら台風18号の進路予想もまとめていきます。
気になる日本への接近・上陸はいつなのかも調べていますのでぜひ参考にしてくださいね。
米軍合同台風警戒センター(JTWC)の台風18号(モラヴェ)2020の進路図
米軍合同台風警戒センター(JTWC)はアメリカのハワイ州にあるアメリカ国防総省の機関です。
このツールはアメリカ軍のためのものですが、私たちのような一般人でもアクセスすることが出来ます。
10月25日、台風のたまごから台風18号(モラヴェ)になりました。進路図を見るとフィリピンからタイへ進んでいきます。日本への影響はありません。
10月23日の米軍画像では、台風17号と台風18号のたまごが98Wが確認できます。さらには99Wも発生。台風18号のたまごが98Wはオレンジ丸なので台風・熱帯低気圧になる可能性はありますが、24時間以上かかるとされています。
ヨーロッパ中期予報センターECMWFの台風18号(モラヴェ)2020の進路図
ヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)は「スーパーコンピュータによる予報になっています。
ECMWFは「世界一の数値予報精度」と言われているんですよ!
これからお見せする画像はヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)の予報画像です。
ヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)は10日予報になるので、時間が経つにつれ精度が落ちてきます。
最新の情報はこちら▼
ヨーロッパ中期予報センター
10月20日現在のヨーロッパ予想画像
引用元:(ECMWF)
10月20日現在の画像を見ると台風18号のたまごは台風へ発達するまでに消滅してしまい、また新たなたまごが発生するようです。
Windyの台風18号(モラヴェ)2020の進路予想
Windyはヨーロッパ中期予報センターECMWFをモデルにしているツールとなっています。
パイロットや政府機関でも利用されているツールで天気予報を視覚的に見ることができます。
▶️を押すと時間が進行して予報がみられます。
風の流れや動きが目でみてわかります。
画像の右上「風」をタップし、さらに風速をタップすると、台風の現在地や風の流れがわかりますよ!
10月23日現在で再生してみると米軍画像で確認できた98Wはフィリピンに上陸し大陸方向へ進路を進める予想となっています。
気象庁の台風18号(モラヴェ)2020の進路予想
台風18号は10月25日18時現在、フィリピンに位置しています。
10月23日21時現在の気象庁進路図です。熱帯低気圧bが確認できます。米軍画像で確認できた98Wです。進路はフィリピンへ進んでいく予想となっています。
出典:気象庁
下記の画像3枚は10月23日22時現在に確認した天気図です。画像の3枚目の画像下の方に熱帯低気圧が確認できます。これが台風18号(モラヴェ)のたまごです。
出典:気象庁
下記は10月10日の日本近海の海水温の画像です。いまだに海水温が高い状態は続いているので熱帯低気圧が発生しやすい状態は続いているので注意が必要です。
出典:気象庁
日本気象協会の台風18号(モラヴェ)2020の進路予想
10月25日18時現在、台風18号(モラヴェ)が確認できています。フィリピンの東で発生し、ベトナム方面へと進行していきます。
10月20日18時現在
引用元:日本気象協会
ウェザーニュースの台風18号(モラヴェ)2020の予報
台風17号(ソウデル)は勢力を弱めながらもベトナムに近づき、今夜から明日26日(月)朝にかけて上陸する見込みです。台風18号(モラヴェ)もベトナムに向かう可能性が高く、すでに大雨災害に見舞われている地域での被害拡大が懸念されます。https://t.co/PMv3vMCtZb pic.twitter.com/fQHpaEWKkM
— ウェザーニュース (@wni_jp) October 25, 2020
引用元:ウェザーニュース
10月25日現在のウェザーニュースの情報です。台風17号がベトナムに近づき、台風18号(モラヴェ)も同じくベトナムに向かう可能性が高いことを予想しています。
台風18号(モラヴェ)2020まとめ
10月25日、台風18号(モラヴェ)が発生しました。
フィリピン沖で発生し、今後はベトナムへ進行する予想となっています。
日本に上陸することや影響を及ぼすことはないとされています。