「東京オリンピック2020」のソフトボール日本代表選手の後藤希友(ごとう・みう)選手が、名古屋市役所に表敬訪問された際に、河村たかし市長が無断で後藤希友さんの金メダルをかじった/嚙みついたことで大変な批判を集めています。
8月5日(木)時点で河村たかし市長は謝罪を表明されていますが、「金メダルをかじった」その行為が取り消されるわけではなく、「金メダルを新しいものに交換してあげてほしい」という声も多数ありました。
そこでこちらでは、金メダルの交換はできるのか?について、海外の反応も調査しながらまとめていきます。
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河村たかし市長の金メダルかじり問題!なぜ噛みついた?
愛知県名古屋市の河村たかし市長の「金メダルかじり問題」「金メダル噛みつき問題」が大きく話題になり批判が集まっています。
東京オリンピック・ソフトボール日本代表の後藤希友選手が、表敬訪問の際に持参した金メダルをマスクを取って無断でかじり、「選手への敬意が感じられない」「努力を踏みにじる行為」「新型コロナウイルス感染防止の観点からも配慮が感じられない」と声が寄せられています。
後藤希友選手が所属しているトヨタ自動車からも抗議のコメントが出ています。
【メダルかじり 所属先トヨタ抗議】https://t.co/9B1gqbu4G4
名古屋市長が、ソフトボール・後藤希友選手の金メダルを無断でかじった問題で、所属先のトヨタ自動車はコメントを出した。「今回の不適切かつあるまじき行為は、アスリートへの敬意や称賛、感染予防への配慮が感じられず、大変残念」。
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) August 5, 2021
なぜかじったのか??について、河村たかし市長は以下のようにコメントされています。
(メダルを嚙む行為は)最大の愛情表現だった。迷惑をかけているのであれば、ごめんなさい。
おそらくメダルを獲得した選手が表彰台の上などで、メダルをかじってカメラに向かってポーズを決めるよく見るあの行為を真似たのかと思われますが、もちろん河村たかし市長が無断で許される行為ではないですよね…。
コロナ禍の今はなおさら、最大限の配慮が必要だったと思います。
河村たかし市長がかじったメダルは交換できる?
今回の河村たかし名古屋市長の「金メダルかじり」問題で寄せられた声の中には「かわいそう。新品に交換してあげてほしい」という声も多く、そこでメダルの交換は可能なのかを調査してみました。
河村たかし市長がかじったメダルを交換
2021年8月11日付けの報道で、後藤希友選手の金メダルを新しいメダルへ交換されることになったと発表されました。
【市長がかんだ金メダル 交換へ】https://t.co/woGtzn9DLc
名古屋市の河村たかし市長が東京オリンピックの金メダリストのメダルをかんだ問題で、このメダルが新たなものに交換されることに決まったことがわかった。メダルの交換にかかる費用は、河村市長に請求する方向で調整しているという。
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) August 11, 2021
詳しくは後述していますが、これまでの情報では、無償交換の対象外とのことで、交換はされないと報じられていましたが一転し、費用は河村たかし市長がもつ形で交換されることになったようです。
以下、これまでの情報もご紹介です。
河村たかし市長がかじったメダルは無償交換対象外
新情報では交換されることになったのですが、これまでの情報では交換対象外とされていました。
【見解】かんだメダルは交換対象外、製造欠陥のみ無償対応 五輪組織委https://t.co/TmU3RNwR78
組織委は「メダルの製造瑕疵があった場合のみ、組織委員会が窓口となり無償で対応する。それ以外(今回の人的行為により歯形が付いた場合など)は対象外」とした。
— ライブドアニュース (@livedoornews) August 5, 2021
東京五輪・パラリンピック組織委員会は、
「メダルの製造瑕疵(かし)があった場合のみ、組織委員会が窓口となり無償で対応する。それ以外(今回の人的行為により歯形が付いた場合など)は対象外」
としていることを明らかにしました。
過去には、不可抗力でメダルが破損したという場合にIOCから予備のメダルがおくられたケースもあるそうです。
しかし8月5日(木)に行われた定例会見でも、組織委員会へ今回の件に関して、「新しいメダルに交換してあげては」との声に対して「受け止め」を問われた際に「コメントはありません。」とし、今回のケースで交換は可能なのかを問われても「コメントはありません。」と繰り返すのみだったとのこと。
今回は一個人のあいだで起きた出来事であり、金メダルの交換の対応は難しそうでしたが、後日、新しいものへ交換と報じられています。
河村たかし市長がかじったメダルは有償で交換?価格/値段も
東京五輪・パラリンピック組織委員会が定めている基準で、無償交換の対象外となるならば、有償なら交換できるのか、についても疑問があがっていました。
>メダルの製造瑕疵があった場合のみ、組織委が窓口となり無償で対応するそう
ということは有償対応はできるんじゃないかな?
河村市長が自費で有償交換を依頼して、交換してあげてはどうだろうか。https://t.co/QITxqVGfgs— まっすん (@masudaq690) August 5, 2021
後藤希友選手が望み、河村たかし市長が弁償というかたちで有償ならば…との声が多くありました。
有償でメダルを交換された過去の事例はあるのか調査してみましたが、現在のところ見つかっていません。
しかしこのたび、新しく交換されることとなり、その費用は河村たかし市長へ請求されるとのこと。
ちなみにどれくらいの価格なのかな~と調査してみると、金属としての価格では2021年現在で9万7500円ほどになるそうです。
金メダルは、材料費9万円なんだ。
<東京五輪>金メダル約9万円…純度が高い平昌より3万円高い理由とは(中央日報日本語版)#Yahooニュースhttps://t.co/azxIxkvkte
— 木工屋げん (@mokkouya_gen) July 30, 2021
ただ、値段/価格うんぬんではなく、オリンピックの金メダルというのは並々ならぬ努力の末に獲得できるもので、今回の「東京オリンピック2020」は特に開催自体も危ぶまれたことから、選手にとって大変貴重なメダルなことは誰しもが理解できます。
有償交換されたとしても、金メダルを獲得したあの瞬間に授与されたものは唯一無二ですので、代わりにはならないかもしれないですね。
河村たかし市長の金メダルかじりに海外の反応は?
「東京オリンピック2020」はまだ開催中であり、海外の選手たちやスタッフ関係者もまだ多く日本に滞在しています。日本での今回の報道で、あっという間に海外メディアにも報じられるのでは、と思われますが、早速インドネシアで報道されているようです。
「世界の #河村たかし」に! インドネシアメディアが〝メダル噛み〟報道「許可得ずに食べた」 https://t.co/awq5Ugw4bP
— 東スポ (@tospo_prores) August 5, 2021
続々と「Kawamura」や「Takashi Kawamura」「Nagoya」などのワードで海外からも声が集まっています。
クレイジーだという反応も。
Takashi Kawamura, this crazy old man is the Mayer of Nagoya. https://t.co/4PqQxuSOPW
— Nagawi (@neutralgas) August 4, 2021
国際ニュースを多く取り扱うロイター通信でも報道。
Medal chomp grosses out Japan and riles Toyota https://t.co/UM3azpnTnW pic.twitter.com/JqNNOlzb2G
— Reuters (@Reuters) August 5, 2021
「これは彼のメダルではない。ひどく無礼な行為だ」という声がありました。
It’s not his medal. That’s gross and disrespectful.
— nicky ✌️ (@scoombidoombis) August 5, 2021
河村たかし市長の金メダルかじりまとめ
東京五輪でソフトボールの金メダルを獲得した日本代表選手、後藤希友選手のメダルを無断でかじった河村たかし名古屋市長。
交換はできない、無償交換の対象外と、組織委員会も明らかにしていましたが、8月11日に、新しいメダルへ交換されることになったと報じられました。
海外のメディアでも報道され始めており、海外での反応も「クレイジー」「無礼な行為」と批判が集まっています。
河村たかし市長も金メダルかじりは「最大の愛情表現」とし謝罪されていますが、まだまだ批判の声は止みそうにありません。