昭和38年から放送されていて、歴史も長いNHKの大河ドラマ。
そんな大河ドラマで、今回初めて平成生まれの俳優吉沢亮(よしざわ・りょう)さんが主演を務めることが決まりました。
令和の時代に突入し、初の平成生まれ俳優が主演ということもあって、『青天を衝け』(せいてんをつけ)はとても話題になっています。
【#吉沢亮 @ryo_staff】あと数日で終わる2019年…今年は #なつぞら、#キングダム などでより多くの皆様に応援していただけた年になったのではないでしょうか🙌🏻そして何といっても2021年大河ドラマ『#青天を衝け』の知らせには驚かされましたね😳今年の最大トピックとして制作レポートを公開しました💡
— アミュモバ (@amuse_mobile) December 28, 2019
さらに、主演を務めるのが人気俳優・吉沢亮さんということや、大河ドラマの主演としては非常に年齢も若いため、幅広い世代から注目を集めています。そんな青天を衝けとは一体どんなドラマなのか…さっそく見ていきましょう。
『青天を衝け』吉沢亮主演の大河ドラマタイトルの意味は?
【番組名訂正です】2021年の大河ドラマ「青天を衝け」主演は吉沢亮さん。幕末から明治へ、日本資本主義の父・渋沢栄一を演じます。脚本は「あさが来た」の大森美香さん。吉沢亮さんの過去の出演番組はこちら。 https://t.co/E2jmvoIrwA #大河ドラマ #吉沢亮 #渋沢栄一 #大森美香 #青天を衝け pic.twitter.com/tUMuYXWVv1
— NHKアーカイブス (@nhk_archives) September 9, 2019
今回の大河ドラマ『青天を衝け』は、実在する人物でもある渋沢栄一さんという方をモデルにされています。渋沢栄一さんは、日本資本主義の父といわれている男の人です。では、そんな渋沢栄一さんの人生をメインにしたこのストーリーは、なぜ『青天を衝け』というタイトルが付けられたのでしょうか?
それは、渋沢栄一さんが作った漢詩の中に出てくる一部分がポイントになっています。「勢衝青天攘臂躋 気穿白雲唾手征」という言葉です。これを見せられても漢字だらけで全く意味が分かりませんよね。
この言葉は、「青空をつきさす勢いで肘をまくって登り、白雲をつきぬける気力で手に唾して進む」、という意味があります。この渋沢栄一さんが作った漢詩の一部分の意味、「晴天をつきさす」という部分をピックアップして、『青天を衝け』というドラマのタイトルにしたそうです。
さらに、テレビ小説・『あさが来た』では銀行の神様として登場してきますが、今回の青天を衝けではまた違った側面の渋沢さんが描かれています。青空を衝く勢いでこの時代を走り抜け、さらには負けん気が強くて男らしく、そして人間らしさもあり…ドラマでは、そんな渋沢さんのいろいろな表情が語られていきます。
『青天を衝け』吉沢亮主演大河ドラマの原作本は?
では、そんな大注目の『青天を衝け』に原作はあるのでしょうか?
渋沢栄一さんの人生や成し遂げたことなどについて語られている本は、いくつも出版されています。
しかしながら、正式にこのドラマ『青天を衝け』の原作はこれといった発表はされていません。
そのため、特定の小説を原作にしたドラマという訳ではなく、渋沢栄一さんを描いたオリジナルのストーリーだと考えられます。
では、『青天を衝け』の脚本は誰が書いているのでしょうか?
このドラマの脚本は、大森美香さんという女性が書いています。
大森美香さんは、脚本家であり演出家であり、映画監督といった肩書の持ち主です。
大森美香さんは『青天を衝け』の脚本執筆についてこのように語られています。
ずっと「幕末ドラマを今までにない目線で描けないか」と、考えておりました。
そこで渋沢さんです。近代の実業家として有名な渋沢栄一さんですが、そうなる以前は埼玉深谷の【農民】、またあるときは農作物を売る【商人】、またあるときは【尊王攘夷じょういの志士】、またあるときは将軍に仕える【幕臣(武士)】として、幕末から新時代の荒波を生き抜いた貴重な方です。
2015年の連続テレビ小説「あさが来た」では渋沢さんを、主人公を導く【銀行の神様】として描かせていただきましたが、今度は神様ではない、青空を衝く勢いで時代を駆け抜けた、血気盛んな人間味あふれる一人の男として、カッコいい面も、そうでない面も、丁寧に描いていけたらと思っています。
渋沢さんの奥様、千代さんをはじめ、家族や親戚、主君や同志、職場の先輩後輩にも、魅力的な人物がたくさん登場します。彼らの生きていた時代が、そのまま百数十年経たった令和の今と繋つながっていると感じられるような臨場感あふれるドラマを、毎週お届けできるように、吉沢さんやスタッフ、キャストの皆様と駆け抜けたいと思います。
2021年、どうぞよろしくお願いいたします。
大森さんは、今回の『青天を衝け』以外にも、NHKの連続テレビ小説・『風のハルカ』や『あさが来た』も脚本されています。さらに山下智久さん主演で人気になったドラマ・『ブザービート』や、藤原竜也さん主演の人気映画・『カイジ人生逆転ゲーム』も大森さんの脚本です。
2021年大河ドラマ主演は吉沢亮 渋沢栄一の人生を描く 脚本は大森美香 #青天を衝け #大河ドラマ #吉沢亮 #渋沢栄一 #大森美香 https://t.co/NeuURMI4Ij pic.twitter.com/sfd6YyXHU9
— クランクイン! (@crank_in_net) September 9, 2019
『青天を衝け』吉沢亮主演大河ドラマのモデルとなった渋沢栄一とは?
『真似をするときには、その形ではなく、その心を真似するのがよい』渋沢栄一(実業家・慈善家;「日本資本主義の父」) pic.twitter.com/rEAIUazyzX
— 失敗者bot (@shippaisya) February 22, 2020
続いては渋沢栄一(しぶさわ・えいいち)さんがどのような人なのか見ていきましょう。
渋沢さんは新しく発行される一万円札の顔になるということで、現在話題の人物です。
500もの企業を育成しながら、600もの公共事業にも参加していたやり手の男性です。
さらには外交にも熱心だったため、ノーベル平和賞の候補にも選ばれたことがあります。
実業家として知られる渋沢さんですが、実は渋沢さんの素顔は実業家としての顔だけではありません。
農民としての顔、作った作物を売る商人としての顔、さらには尊王攘夷じょういの志士としてや、将軍に使える武士の顔まで、さまざまなことをされていた方です。
今回はそんな渋沢さんの、幕末から明治の人生についてが描かれています。時代の流れとともに様々な失敗を繰り返しながらも、日本のために戦う、そんな渋沢さんの生きざまを見ることが出来るのです。
大河ドラマ第60作の主人公は、新一万円札の顔としても注目される「渋沢栄一」です。
約500の企業を育て、約600の社会公共事業にも関わり、ノーベル平和賞の候補に2度選ばれています!#青天を衝け#2月14日スタート pic.twitter.com/j3VtxGF4hf— 【公式】大河ドラマ「青天を衝け」2/14スタート! (@nhk_seiten) December 7, 2020
『青天を衝け』吉沢亮主演大河ドラマの放送はいつから?
【#吉沢亮 さんコメント】
「泥のなかを転がったり実際に叫んだりしながらの撮影で、すごく楽しかったです。世の中の不条理に立ち向かう挑戦的な雰囲気や、若いからこその“生命力の塊”みたいなものが伝わるエネルギッシュな写真で、『#青天を衝け』の世界観をとても表している気がします」 pic.twitter.com/aUXvdkIo27— 【公式】大河ドラマ「青天を衝け」2/14スタート! (@nhk_seiten) December 4, 2020
NHK大河ドラマ第60作『青天を衝け』
主演:吉沢亮(よしざわ・りょう)
放送開始日:2021年2月14日〜1年間
放送時間:20:00〜20:45
まとめ
『青天を衝け』は、資本主義の父といわれ日本の成長に大きく影響を与えた渋沢栄一さんの人生を描いたドラマです。
放送は
主人公・渋沢栄一は、若者から人気の高い平成生まれの俳優・吉沢亮さんが演じています。
脚本は、人気映画やドラマも手掛ける大森美香さんが担当します。
幕末から明治時代に日本の成長に大きく関り貢献した男性の人生を知ることで、日本の歴史についても学べるんじゃないかと思っています。
資本主義の父とまで言われノーベル賞の候補になるまでの間には、どんな葛藤や苦労があったのか…というとこをも注目です。
さらには、若手イケメン俳優が演じるということもあって、歴史ものだと避けるのではなく、是非若い世代の人たちにも見てもらいたいドラマです。