生ジョッキ缶の仕組みと再利用はできる?泡が出ない時の対処方法や感想口コミも

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発売後あっという間予定数を超えて販売停止になるほどのアサヒの生ジョッキ缶

きめ細かい泡が話題になっていますが、どういう仕組みになっているのでしょうか?

缶にその人気の秘密が隠されているようで、缶を再利用しても泡が立つのか、また泡が出ないときにはどうしたら良いのかなども気になるところです。

こちらの記事では、

  • アサヒ生ジョッキ缶の仕組み
  • アサヒ生ジョッキ缶の再利用はできるのか
  • アサヒ生ジョッキ缶の泡が出ない時の対処方法
  • アサヒ生ジョッキ缶の泡が溢れる時の対処方法

についてまとめていきます。

飲んだ人の感想や口コミなども合わせて見ていきますのでぜひチェックしてみてください。

気になる生ジョッキ缶の仕組みを徹底調査です!

→アサヒ生ジョッキ缶の値段/定価は?売ってるコンビニスーパーはどこで再入荷/発売日も調査

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目次

アサヒ生ジョッキ缶の仕組みと構造は?

生ジョッキ缶は飲んでもまた次から次へと泡が出てくるという不思議な仕組みになっているのですが、どのような秘密があるのでしょうか。

泡が発生する仕組みには、缶の内側の構造に秘密があるようです。

缶の内部をみてみると普通の缶は平面になっているのですが、生ジョッキ缶は特殊な塗料を内側に焼き付けることにより無数のクレーターを作り、凸凹した表面になっています。ふたを開けた時の気圧差でおこる炭酸ガスの自然発砲が内部の凸凹に当たって、開けた途端にどんどん泡が出てくるという仕組みのようです。

これは何度も繰り返し研究・実験を重ねた結果、開発に4年もかかったということですから開発した方々の苦労が伝わってきますよね。ちょうど良い泡が出てくるよう内部のクレーターの大きさや缶を保管する温度等も十分に考えられているということです。

顕微鏡で調べて画像をのせている方がいらっしゃいました。見た目には凸凹加減は大きく見えませんが、細かい凹凸があるのがわかります。

アサヒ生ジョッキ缶のフタや飲み口/切り口の秘密は?

アサヒスーパードライの生ジョッキ缶は開け方に特徴があり、フタが全開になります。フルオープンするこのフタは日本初ということ!フタを開けるとそこからモコモコと泡が出てきて、お店で飲むような感覚で飲めるビールです。

「家でお店のようなビールを飲みたい」という消費者の声から開発されたという生ジョッキ缶。

飲み口が大きいので飲み方もジョッキのようにごくごくと飲めて、きめ細かい泡や麦芽の香りも楽しめるということで、お店のようなビールを家で飲みたいという消費者の声に見事にこたえています。

「そのまま飲んでも安全なの?」という疑問も起こりそうですが、ダブルセーフティー製法という日本独自の技術により、缶の切り口や飲み口で手や口が切れる心配がなく、安心して飲むことができます。

また、飲み終わった後は缶の中にフタがすっぽりと入り、そのままリサイクルに出せるので簡単!

生ジョッキ缶の容量は340mlと少し少なめなのですが、泡が出てくる容量を考えて少なめになっているよう。アルコール度数は5%で、カロリーは100mlあたり42kcalとなっています。

アサヒ生ジョッキ缶の製造と塗料の秘密は?

アサヒスーパードライをはじめ発泡酒、第3のビール等のアルミ缶を製造しているのは、東洋製罐(とうようせいかん)グループホールディングスの子会社・日本ナショナル製罐という製缶メーカーです。

もしかして生ジョッキ缶の製造にも関わっているのではと思って調べてみたのですが、そのような記載はありませんでした。

また内部に焼き付けられている特殊な塗料についても調べてみました。

特殊な塗料の開発は、アサヒビールトーヨーケムという会社が共同で進めてきたものなのだそう。また何でできているのかなど気になって調べてみたのですが、残念ながら見つかりませんでした。特殊な塗料は特許出願中ということなので、企業秘密のようです。

アサヒ生ジョッキ缶は缶の再利用ができる?

Twitterでは、「生ジョッキ缶の空き缶に再度ビールを注ぎなおすとクリーミーな泡が立つ」という情報が拡散され、缶の再利用を試してみた人が多くいたようです。

「アサヒスーパードライを入れると再度生ジョッキ缶になる」ということで試してみた人もいたようです。

他に、違う種類のビールを注ぐことでいろいろな味を生ビール感覚で楽しめるという意見もありました。

冷蔵庫から出してすぐのはじめの泡立ちほどではないようですが、十分においしい泡が立ちクリーミーな泡を楽しめるようです。

アサヒ生ジョッキ缶に継ぎ足しを注ぐとどうなる?

それでは途中で継ぎ足してみた場合はどうなるのでしょうか。

実際やってみた方を調査してみましたが、途中から継ぎ足しているものは見つかりませんでした。

私の予想では、内部の凸凹のおかげで泡は発生するとは思うのですが、中にまだ入っているビールの炭酸ガスが飛んでしまっているため、はじめから入れる時よりも泡は少なくなるのではないかと思います。

本当は実際に試してみたいのですが、私は生ジョッキ缶をまだ手に入れられていないので、今度の6月の再販の際には必ず手に入れていろいろ試してみたいと思っています!

アサヒグループホールディングスは、再利用はせず1回きりの利用を推奨しているようです。

理由はというと「きめ細かい泡は缶内部の構造に加えてガス圧も寄与しており、空いた缶にビールを注いだ場合は炭酸ガスが飛んでしまうため商品本来の泡立ちは得られないので」ということでした。

本来の泡立ちを楽しむには、再利用せずに飲むのがおすすめのようですね。

アサヒ生ジョッキ缶の泡が出ない時の対処方法は?

生ジョッキ缶は泡が出るのが売りなのに、「泡が出なくて失敗」なんてことになったらがっかりしてしまいますよね。

ここでは泡が出ない時の対処法を見ていきます。

生ジョッキ缶の泡は温度によって変化するということが、アサヒのホームページにも書かれていました。温度が高くなると泡の量が増え、逆に冷たくしすぎると泡の量が減ってしまうのだそう。

泡が出ないときの原因は次のことが考えられるようです。

【泡が出ない時の原因】
①冷蔵室の温度設定が強になっていて、低い温度で冷やされた場合
②冷蔵室の冷気吹き出し口付近、または冷気が直接あたる場所で冷やされた場合
③冷凍室、チルド室等冷蔵室以外で冷やされた場合
④氷水、氷、冷水等で急冷された場合

商品が冷えすぎたり、急激に冷やされることで泡が出づらくなったり、開けてすぐは泡が出づらいこともあるようです。

ではどのように対処すればいいのでしょうか。アサヒのホームページに対処法も載っていましたのでまとめてみました。

【泡が出ない時の対処法】
<開栓前>
・蓋の方を下にして倒立させ、冷蔵室で冷やす
・冷蔵室から取り出した後、人肌程度の温水に数秒さらしてから開栓する<開栓後>
・缶を手で包んで少し温めてみる
・缶の下側を人肌程度の温水に数センチ浸してみる▶アサヒビールの公式サイトより

缶の表面の温度変化により泡立ちが異なってくるということです。

「泡が出ない時」「泡立ちが思ったよりいまいちな時」は、少し缶を手で包んで温めてみることで泡が発生しやすくなります。お好みの泡立ちになるまでいろいろ試してみてはいかがでしょうか。

アサヒ生ジョッキ缶が溢れる時の対処方法は?

缶を開けた時に泡が出すぎて溢れてしまうなんてこともありそうです。

映える写真や動画を撮る時はいいかもしれませんが、溢れすぎてしまうとせっかくの泡も残念なものになってしまいますよね。

前述しましたが、泡立ちには温度が関係しているようです。溢れてしまう時はどんな時なのでしょうか。

まず、なぜ泡が溢れてしまうのかを見ていきたいと思います。

【泡が溢れてしまう原因】
①お店で買った後すぐは十分に冷えていないことがあり、泡が溢れてしまうことがある
②開栓前に冷蔵室から出した後しばらく置いたままにしておくと、中身の温度が上昇し、
泡が溢れてしまうことがある ※12℃以上になるとふきこぼれ注意
③缶を運ぶ際、振動や衝撃を与えてしまった時、通常より泡が出やすくなり溢れてしまい
やすくなる

次にどのようにすれば泡が溢れないようになるのかを見ていきます。

【泡が溢れないようにするための注意点】
①の対処法→お店で買ってきた後は缶を冷蔵室で十分に冷やしてから飲む
※推奨されているのは、常温の場合冷蔵室で6時間以上で飲み頃温度は4℃から8℃
②の対処法→飲む直前に冷蔵室から缶を出すようにする
③の対処法→缶をお店から持ち帰る際は、振動や衝撃をなるべく与えないようにする▶アサヒビール公式ホームページより

温度が低すぎると泡が立たず、温度が高すぎると泡が溢れてしまうということです。

いろいろ考えて作られている分生ジョッキ缶はとてもデリケートなんですね。

お店からはそっと持ち帰り、冷やしすぎず温めすぎずに、手でやさしく包み込んだりして大切に扱うことで、より味もおいしくなってくれそうな気がします。

もし泡が溢れてしまうときには、上記の方法を試してみてくださいね。

アサヒ生ジョッキ缶の感想口コミは?Twitterで調査

私はまだ試せていないのですが、生ビールのような感覚を味わえる缶ビールは今までなかったので、ぜひもこもこ泡立つところを見たり、味わってみたいものですよね。

こちらではアサヒ生ジョッキ缶を実際に買って飲んでみた方々の感想や口コミレビューなどを調べてみました。

やはりきめ細かい泡やそのおいしさに感動するようです。今でも十分美味しいけど夏場に飲んだら最高かもという意見もあり、わかる気がしますね。他に「のどごしがよくて飲みやすい」「値段もアサヒスーパードライと変わらないのがうれしい」など高評価でした。

「フタを開けるのが難しい」なんて意見もあり、他には「開けた時にふきこぼれてしまった」など最初は開けるのにコツがいるのかもしれませんね。

否定的な意見としては「普通のアサヒスーパードライでいいかも」「量が少し少ないのが残念」などもありました。また、「お花見などの後飲み終わったものをそのままコップとして再利用できるので良いかも」なんて意見もありました。

4月の発売時には数量限定でなかなか手に入らないこともあったようですが、1度は購入してみて、それぞれ自分なりの楽しみ方、味わい方で飲んでみてはいかがでしょうか。

アサヒ生ジョッキ缶の仕組みまとめ

今回はアサヒの生ジョッキ缶の仕組みや構造、泡立ちの秘密について調べてみました。

フタを全開にすることでそのままごくごくと飲むことができ、しかもジョッキのようなきめ細かい泡ができることからのどごしも麦芽の香りも味わえるという生ジョッキ缶。

これは構想から10年以上かけて取り組んできた「うまい」を作り出すための研究や実験の苦労の賜物だと思います。

コロナ化渦で家飲みの機会が増えた今、予想を上回る人気が出るのは納得ですね。もこもこ出てくる泡も楽しいですし、味もおいしいとなるとますます家飲みが楽しくなりそうです。

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