政府の経済対策として長く協議されている「子供給付金」「10万円給付金」の再給付案。
2021年11月10日、18歳以下への10万円相当の給付について、「年収960万円」の所得制限を設けた上で岸田総理と公明党の山口代表が正式合意したと報道がありました。
この「年収960万円」について、国民たちからは「世帯主の年収なの?」「世帯年収なの?」いったいどっち?と疑問の声がたくさんあがっています。
こちらでは「子供給付金」「10万円給付金」の960万円の所得制限について、
・世帯主年収と世帯年収の違い
について調査しまとめていきます!
子供10万円給付金の所得制限は世帯主年収か世帯年収どっちが正しい?
11月10日、速報で以下のような報道が出されています。
【速報 JUST IN 】“10万円相当給付” 年収960万円の所得制限で自民と公明が合意 #nhk_news https://t.co/nXLd7RIRlM
— NHKニュース (@nhk_news) November 10, 2021
「10万円給付金」に関しては、年齢制限を設けずに一律にしてほしいなどの声とともに、所得制限についても大きく国民の中で注目されていました。
報道によると「年収960万円の所得制限」を設けるとありますが、「世帯主の年収」に対しての所得制限ということで、岸田総理と公明党の山口代表が合意に至ったようです。
子供10万円給付金の所得制限!世帯主年収と世帯年収の違いは?
「10万円給付金」に960万円の所得制限を設けるにあたり、「世帯主のみの年収なのか」「世帯の年収なのか」で全然変わってきます。
以下は一例ですが、世帯年収が上回っている家庭の方が給付されるのに、世帯主の年収が所得制限の960万円以上のために、世帯年収が下回っている家庭が給付されない、ということが起こってしまいます。
世帯主の年収 | 夫:年収970万円 世帯年収970万円 | 夫 妻 子18歳 子16歳 | 給付なし |
世帯年収 | 夫:年収950万円 妻:年収950万円 世帯年収1900万円 | 夫 妻 子10歳 子8歳 | 給付20万円相当 |
本当にこれ。
いつも世帯主。
1馬力で年収あると税率高く、2馬力で同じ世帯年収では手取りにかなりの差が出る。
どちらが家計にゆとりがあるか容易に分かることがお偉いさんたちにはわからないんだろうな😅 pic.twitter.com/4ka6S3CuJb— さなさくdori (@sanasaku_dori) November 10, 2021
子供10万円給付金の所得制限は世帯主年収みんなの反応は?
以下はSNSで調査したみんなの声です。
世帯主が年収1000万円+専業or非正規の家庭と、夫婦で900万円ずつ稼いでる世帯年収1800万円の家庭と、どちらが裕福だと思ってるんだろう。
世帯主が年収1000万円あっても、子供3人いたら全然裕福じゃない。(実家がそうだった)
高い税金払って子供も複数産んでるのに、冷遇されすぎでは?— ちょっき@2023&2025中受 (@chokiwr) November 10, 2021
辛いのは、仲間内で給付金を貰えないことに不満を漏らすと、貰えてる方々に逆に妬みを言われるから、沈黙しなければならない事。
児童手当も、高校無償化の恩恵もなく高い税金納めながら自分の足で必死で立つしかない。
さらに世帯年収ならまだしも、世帯主年収。。。
#所得制限#年収960万円— i_saw_the_light (@i_saw_the_light) November 9, 2021
所得制限の960万円は世帯主なのね?
「世帯主が年収1,000万円&配偶者は扶養」だともらえないのに、「世帯主&配偶者ともに年収900万」だともらえるの、バグすぎない???
— mu 🍒 ®︎ (@_021126_) November 10, 2021
子供10万円給付金の所得制限は世帯主年収まとめ
11月10日、岸田総理と公明党の山口代表は、「子供給付金」「10万円給付金」の再給付について世帯主の年収960万円の所得制限を設けて、18歳以下の子供ひとりにつき10万円相当の給付に合意したと報道がありました。
「世帯主の年収」と「世帯年収」では大きく変わり、この所得制限は不平等だと声をあげる方も多くいました。
全国民が納得するような政策はなかなか難しく、必ずどこかに不平等やしわ寄せ、負担が生じることはある程度仕方ないのかもしれません。
しかし同じ18歳以下を抱えている子育て世代の家庭で、世帯年収が下回っている家庭が給付されないことに納得できないという声も分かりますね。
国民の声では「世帯年収」に所得制限をつけるならまだ理解できるという反応も多かったです。
年齢制限に関する不満の声も多いですが、国民の大切な税金ですので、本当に必要とする家庭へ届くことを願います。